虫歯治療から起こるほころび
口の中の健康は心の健康とも言われるくらいに、歯は私たちの身体にとって重要ですが、私の場合は昔から、虫歯になりやすく、どれだけキレイに歯磨きしていても直ぐに虫歯になってしまいます。
私は銀歯だらけで、年齢の割に口の中は、80代並みの状態です。
最近では、歯をキレイにするのも美容の一種として、男女問わず、歯にお金を掛ける人も多くなってきたと感じます。
私の場合は、そういった方とは違い、歯が悪すぎて長年の銀歯から虫歯が悪化し、更には、20年以上も歯茎が膿んだままの状態を繰り返し、根幹治療と言った保険適用外の自費治療に踏み切りました。
口の中に苦労している私の実体験を踏まえ、美容面や健康面などを紹介できればと思いますので、同じような思いをされている方は、この記事を参考にしてみてください。
学生時代に治療した銀歯が悪化
私は幼稚園の頃から虫歯になりやすく、親に連れられて、よく歯医者に行った記憶があります。
現在、自費治療に変更していますが治療しているほとんどは、小中学生に虫歯になった歯の再治療です。
何故、このような状態になっているのかと言うと、学生時代に治療した歯の多くは、神経まで達している虫歯で神経壊死していることが多く、特に奥はほとんどがこのような状態です。
そのため、当時は保険適用の治療で根幹治療と言った、神経の髄液が入っている管を洗浄し、殺菌し、かぶせ物をするのですが、消毒、殺菌が上手く行えておらず、神経の管に残ったバクテリアが繁殖した結果、歯茎から膿みがでてしまい、針で刺しては膿を出すといったことを20年以上続けてきした。
常にこのような状態で、クリニックを何件か周りましたが、一向に改善されることなく、ネットで色々と調べた結果、自費治療であれば最新の器具や最善の治療を受けれると言うことだったので、自費治療に踏み切りました。
因みに精密根幹治療と歯根端切除術については、歯根嚢胞で歯根端切除手術を受けました!歯茎が腫れて膿が溜まる!自費治療と保険治療の違いとは?で詳しく紹介していますので、そちらも併せて参考にして下さい。
自費治療は本当に高い
20年以上も口の中の不具合に悩まされ続けていたのですが、半ば、歯茎が膿んでくることは、むしろ習慣化していたので、痛みにも違和感にも慣れていたのですが、このような状態が改善されるのであればと思い根幹治療と言う、歯の根っこの治療を自費治療で行いました。
しかし、そこは、自費治療だけあって、1本当り、25万円程掛かりました。
自費治療を行った対象の歯に対しては、自ずと被せ物も自費で扱う素材(セラミックやジルコニア)になるので、歯の根っこの治療代と被せの治療代で倍くらい掛かります。
価格差は、クリニックや被せ物の素材によっても変わりますが、ある程度の値段設定は自費治療であれば同じような金額になるようです。
自費治療後の経過
自費治療を行った箇所は、20年以上も悩まされていたことが嘘のようにすっかりと良くなりました。
全く、膿も歯茎の腫れもなくなり、1つ悩みの種が消えました。
保険適用の治療と自費治療とでは、比べ物にならない程、お金を掛けただけのことはあったのですが、私の場合は、他にも重症の歯がまだ何本もあるので、治療するかどうか凄く悩んでいます。
ただ、自費治療だからといって、全て治せる訳ではなく、抜歯するケースやインプラントを勧めるクリニックも多く存在ます。
実際に私もインプラントを勧められましたが、どうしても自歯を残す治療を優先したかったので、ありとあらゆる、クリニックを検討しましたし、時間も掛けました。
インプラントの場合、適合せずに体調を崩す人も多いようで、メンテナンスも掛かることから、もし、インプラントを検討している人は、本当にインプラントのみの手段しかないのかをしっかりと検討されることをお勧めします。
インプラントが与える影響
私がインプラントをかたくなに拒否した理由の一つとしては、インプラントの歴史が浅いことです。
実際に通っているクリニックでも、インプラントはお勧めできないと言われています。
もちろん、賛否両論意見が分かれることかもしれませんが、インプラントの歴史が浅いと言うことは、今後、具体的に人体にどのような影響を及ぼすか分かっていないのにインプラントをするのは、危険なように感じます。
私の場合、奥場のほとんどが、インプラント行きと言われています。
何件かクリニックを訪ねたのですが、ブリッジかインプラントの二択でした。
そのため、抜歯と言われたのですが、何とか粘って、抜歯しなくても良いクリニックで、自歯を残すことができました。
といったこともあり、インプラントが与える影響について、一般的に言われていることも紹介したいと思います。
歯周炎になりやすい
インプラントの手術後にしっかりと口の中の手入れが出来ていない場合、歯周炎になってしまいます。
他にもブリッジやインプラントは自歯とは違うため、歯周炎が起こりやすいと言えます。
歯周炎の原因は歯垢や歯石が原因で起こり、最悪の場合、歯と歯の間から炎症が進行しアゴの骨が溶けてしまうといったこともあります。
金属アレルギーに注意
インプラントは、アゴの骨に直接、金属を刺しますが、この時に使用される金属が人によってアレルギー反応を起こす場合があります。
もちろん、金属と一言に言っても、アレルギーを比較的起こしにくい金属を使用するようですが、若い時は体力も免疫もあり、何ともなかった人でも年齢を重ねるうちに、突如、金属アレルギーを発症してしまうと言ったことも考えられます。
適合するの人は少数
インプラントが適合する人の数は実は少数であると言います。
また、体調を崩したり、アゴが腫れたりなどのトラブルが起こる割合も多く、実際に私の知り合いもインプラント手術の後、アゴが腫れて人前にしばらく出れなくなりました。
原因はいくつか考えられると思いますが、細菌だったり、単にアゴの骨がしっかりと形成できていない状態で金属を差し込むと、身体に異変が起こるのも納得です。
このようなことからもインプラントにするのは、しっかりと熟考した上で行うことが一番だと思います。
寝た切りになってもしっかりとケアできるか?
インプラントが身体に与える影響から、少し話は逸れますが、仮に寝たきりになった場合、インプラントのメンテナンスを行うことができるかどうかも視野に入れておかなくはいけないのではないでしょうか。
定期的にインプラントは洗浄が必要なようで、金属の周りの洗浄など、通常の歯磨きとは違い、医院でメンテナンスしてもらう必要があります。
このような状態になった時に考えられるのが、歯周炎や口腔内の悪化です。
インプラントのメンテナンスを怠ってしまえば、健康な近隣の歯まで、駄目になってしまいます。
将来のことを考えると、本当にインプラントが良いのかどうかの疑問が沸き、私はインプラントをしない選択をしました。
インプラントは儲かる?
全てのクリニックがそうではないと思いますが、中には商売目的でインプラントを積極的に勧めるクリニックもあるようです。
実際に根幹治療は、奥になればなるほど難易度が上がるため、歯を抜いて、アゴの骨に金属を入れて、歯を作る方が手っ取り早いからです。
もちろん、インプラント手術が簡単かと言うとそうではないのですが、根幹治療を繰り返していると、歯自体が脆くなってしまうため、本当にインプラントしかできないと言う場合もあります。
神経は、髪の毛くらいの細い管がいくつもあり、その枝葉の神経すべてをキレイに洗浄、殺菌、消毒しなければ、良くなることはありません。
少しでも、菌が残っていれば、根幹内で菌が瞬く間に繁殖し、結果、歯茎が腫れてきたり、歯が浮いたような感じなったり、膿が溜まったりします。
そのため、根幹治療には、高度な技術と先生の経験値が物を言うため、トップクラスレベルの先生の腕が必要になります。
完全に殺菌できたと思っていても、100%成功となる訳ではなく、どれだけ適切に自費治療で根幹治療を行っても予後が悪い可能性もあります。
そういったことを考えると、インプラントの方が成功する確率は高いのかもしれません。
そのくらい、根幹治療は非常に確率が物を言う治療とも言えます。
銀歯を推奨しないクリニック増えてきている
今、銀歯をセラミックに変える人も増えてきているようです。
その背景には、口の中に対する意識が全体的に上がり、歯も美容の一部として捉えられてきていることが要因かと思います。
実際に私の通うクリニックでも銀歯は良くないと言われています。
これは、お金儲けのためとかではなく、実際に銀歯は身体に悪影響しか及ぼさないためです。
ヨーロッパの医療では、既に銀歯を使用することは、タブーとされており、銀歯を患者さんに入れたクリニックは罰則を受けると言ったこともあるようです。
何故、銀歯はダメなのか?
日本は歯の治療自体が遅れている国とも言われています。
先ほども書いた通り、ヨーロッパ諸国では、銀歯の使用を推進していない一方で、日本は未だに銀歯を使用する保険適用の治療が行われています。
バクテリアがつきやすい
銀歯があると、その周りにバクテリアがつきやすいと言われていて、同じように磨いても銀歯の周りは意外と磨けていない状態です。
そのため、先ほどのインプラントと同様に歯周炎や歯周病などのリスクも上がります。
また、人間の心理として、歯を治療した後は銀歯を入れているので、大丈夫といったように無意識のうちに磨き足りていないことも考えられます。
金属アレルギーの人が増えてきている
実際に近年では食生活の変化から、アレルギー体質の人が増えてきており、その一つに金属アレルギーの人も増加傾向にあります。
ヨーロッパ諸国を始めとする先進国からは遅れていると言われている、日本も保険適用のCAD/CAM冠(キャドキャム冠)と言われる、白いかぶせ物が保険適用の治療として、受けれるようになりました。
CAD/CAM冠は、硬いプラスチック製なので、金属アレルギーの人にとっては、朗報と言えますが、CAD/CAM冠を入れるには、前後の歯の治療の状態により、適用できるかどうかが分かれますので、気になる場合はかかりつけのクリニックに聞いてみると良いと思います。
知らないうちに虫歯が進行する
銀歯は歯の素材と相反する金属製のため、歯との親和性が悪く、また、オートメーションで銀歯を作るため、細かいところまで、歯に合致せずに気づかない隙間が出来ていることが多く、そこから虫歯を起こします。
実際に私も肉眼では、しっかりと適合しているように感じていた銀歯の被せを取ると、真っ黒に虫歯になっていました。
本来、銀歯もメンテナンスが必要なようで、治療してから、2~3年に1度は銀歯を交換しなくてはいけないようです。
ですが、数年に一度、クリニック行って、銀歯を交換する人は少数ではないでしょうか。
長年、安心だと思っていたところが、知らないうちに詰め物の中で虫歯が進行し、神経壊死までに達することは珍しくないようです。
神経壊死になると、違和感や歯が浮いた感じがあります。
口の中で電流が流れている
銀歯にアルミホイルなどの金属製の物が当たった時に不快な経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
この不快な味こそが、電流の正体です。
この電流は、ガルバニー電流と呼ばれていて、特に上下同じ位置に銀歯が重なる場合、銀歯同士が当たるので、電流が流れていることになります。
電流は気がつかないうちに、詰め物を接着しているセメントを溶かしてしまい、詰め物との間に隙間を作ってしまったりします。
さらに、長年、こういった状態が続くと、知らないうちに、不眠やイライラといった、神経症状を起こし、自立神経失調症や更年期障害の原因にもなるとされています。
保険適用の根幹治療で気をつけること
虫歯が進行してしまい、歯の神経を抜かなくてはいけないと言われたり、既に神経が死んでしまっている場合、根幹治療を受けることになります。
ただ、ここで、本当に気をつけておきたいことがあります。
と言うのも、根幹治療を保険適用で受けるか受けないかで、将来、抜歯と言われる可能性に大きく影響します。
私もここに挙げる情報をもっと早くに知っていれば、今よりももっと、自費治療にお金を掛けなくて済んだからです。
次に挙げることも私の体験によるものなので、このような境遇に合った場合に参考にしてみて下さい。
根幹治療が1回目か2回目なのか?
街のクリニックでは、ほとんど、詳しく説明してくれることがないのですが、根幹治療とは、神経の根っこの治療とも呼ばれていて、クリニックからこのように説明されることもあると思います。
この根っこの治療ですが、治療する対象の歯が初めての治療なのか、それとも2回目の治療なのかによっても、予後の調子やお金の費用も全く変わってきますし、歯の温存につながります。
もし、根っこの治療で、1回目の場合、この時点でできるだけ、自費治療を選んだ方が良いです。
もちろん、費用は10万単位で掛かります。
ですが、保険適用の根幹治療の場合、予後が良くならず、保険適用の根幹治療を続けた結果、抜歯になる可能性があり、そうなると、インプラントやブリッジの選択を迫られてしまうことになります。
インプラントも1本当り、平均的30万以上は掛かるため、この段階での見極めが非常に重要です。
保険適用での根幹治療が2回目の場合、既に根幹治療を行っているところが、膿んできたり、歯が浮いてきたりするような状況から、根っこの治療の再治療を求められるかと思います。
この場合、2回目の治療なので、既に根幹が弱くなってしまっていることが考えられます。
根幹治療ですが、神経の管を削りながら洗浄していきます。
こういった作業を重ねることにより、歯自体が脆くなります。
ただでさえ、神経を抜いている歯はとても弱くなっているので、この時点で保険適用の再治療を行ってしまうと、次に異変が起こった時に抜歯と言われる可能性が高くなります。
できるだけ、自費治療に変えて、腕の良い先生と最新の医療で治療されることをお勧めします。
保険適用の根幹治療はダメなのか?
ここまで、自費治療を勧めてしまうと、保険適用の根幹治療を受けるべきではないと言うことのように思われますが、全てがそういった意味ではありません。
と言うのも、根幹治療と言ってもどこの部分の歯を根幹治療するのかにより、保険適用でも比較的安心な歯の部位もあります。
それは、前の方です。
歯は前にいくにつれて、神経の構造が比較的単純です。
神経がストレートにつながっていたり、神経が枝葉になっていることが少ないため、治療を行いやすく、予後の経過も比較的安定します。
ただ、奥になればなるほど、神経構造が複雑化してしまい、肉眼では確認することができず、多くの場合、神経の取り忘れも多く、結果的に何度も治療しても腫れや痛みを伴うことになります。
こういった、肉眼では見えないような神経治療は、保険適用の治療では難しく、また、同じ根幹治療でも自費治療と保険治療では、扱える薬も全く違います。
そのため、保険適用の根幹治療には注意した方が良いと言えます。
保険適用と自費治療では扱える薬が違う
根幹治療だけに限らず、自費治療では扱える薬や扱う素材が全く異なります。
そのため、根幹治療でも根っこの洗浄をする場合に使う薬や仮の詰め物も全く違います。
こういったことからも、根幹内に残ったバクテリアの洗浄力にも差が生まれます。
根幹治療で不具合が起こる場合のほとんどは、根幹内の神経取り忘れか細菌の消毒不足です。
細菌をしっかりと殺菌するためには、それなりの殺菌力の高い薬を使用し、完全に根幹内の細菌を死滅させておく必要があります。
このようなことを踏まえると、自費治療は保険が効かないので、高額になりますが、一生ベースで考えると、必ずしも高い治療費とも言えないのではないかなと思います。
同じ歯の複数回にわたる再治療
何度も同じところを根幹治療していくと、最悪の場合、神経の管がが割れてしまうことがあります。
その理由は、歯がそもそも脆くなっていることもありますが、根幹治療をする場合、リーマーと呼ばれる金属のブラシのような物で根幹の壁を削りながら洗浄するのですが、この時に何度もこの作業を繰り返していると、根幹内の壁が壊れ歯根破折と言う状態になります。
歯根破折になってしまうと、高度な自費治療でも治せることは少なく、抜歯になってしまうケースもあります。
ただ、私が調べるところによると、歯根破折でも極まれに治せるクリニックもあるようですが、その数は極めて少なく、治療費も更に高額になります。
因みに私の奥歯の一つもこの状態で、自費治療を試みていますが、治せる保証はないと言われています。
こうならないためにも、初めて根幹治療と言われた際は、是非、自費治療を検討されてみる方が良いと思います。
審美効果のあるセラミック
治療のトレンドと言えば、セラミック治療ではないでしょうか。
実際に私も銀歯からセラミックに変えた箇所があります。
私の場合は、審美目的ではなく、治療目的なのですが、出来れば、前歯の保険治療の詰め物の色が変色してきていので、そこをいち早くセラミックに交換したいのですが、重症のところがまだあるので、なかなか間に合っていません。
セラミックにすると、銀歯とは違い、舌ざわりが自然の歯に近くなります。
ただ、自然の歯と違い、頑丈なため、噛む力が強すぎると、自歯が痛む可能性もあります。
とはいえ、歯磨き後のスッキリ感も違いますし、何よりも見た目が本当にキレイなのが良いところです。
変色しない
保険治療でも白い被せ物はできます。
但し、プラスチックも自歯との親和性に欠けます。
そのため、時間が経つにつれ、変色し隙間ができてしまい、再治療の返しになるケースが多くあります。
私は前に白い詰め物を入れていますが、これは保険適用のプラスチック製の詰め物なので、やはり、どうしても境目に変色が起こります。
非常に見た目も悪く、汚らしいのですが、幸いなことに目立つ程、大きな詰め物ではないので、何とか、誤魔化すことはできています。
本来は、この見える部分を治したいのですが、こういった見える部分の歯に目立つような詰め物がある場合は、セラミックは変色せずに自然な仕上りになるので、お金を掛けるだけのことはあるかなと思います。
ブラッシングがラク
銀歯とは違い、磨いた後に歯垢が落ちているかどうか分かりやすいです。
特にクラウンと言う総銀歯の詰め物は、変に表面がツルツルしているので、どこまで汚れが落ちているのか分かりにくいのですが、セラミックは、そもそも汚れが付きにくいので、ブラッシングきが本当にラクに感じます。
キレイに磨いても虫歯になる
一度、虫歯のなりやすさを検査してもらいました。
結果は案の定、人よりもかなり、虫歯になりやすく、唾液の中に含まれる、虫歯菌を殺す成分がほとんどなく、ハイリスク型と診断されました。
因みに、甘いものを好んで食べる訳でもなく、飲み物もブラック無糖とお茶なので、常に口の中が酸性になっている訳ではないのですが、遺伝が関係しているのか、全く、虫歯の原因に心当たりがなかっただけに良い術が思いつかないといった結果でした。
私のようにしっかりとキレイに磨いていても虫歯になりやすい人は一定数いると思います。
デンタルケア
非常に虫歯になりやすいため、特に就寝前のブラッシングはとても念入りです。
もちろん、朝も歯磨きはするのですが、朝は時間が少ないので、夜程は丁寧に磨けていません。
また、お昼は、ランチで外出していたりと、常に歯を磨ける状態ではないので、その分、夜は丁寧に磨くようにしています。
因みに今に始まったことではなく、小学生の頃から、夜のデンタルケアは念入りにしていました。
それでも、神経が死んでしまうほどの重症になってしまいました。
大人になって働くようになってからは、口腔ケアにお金も掛けれるようになったので、直近の虫歯はかなり減りましたが、私のように磨いても虫歯になってしまうといった場合は、口腔ケアを見直してみると良いかもしれません。
私の場合、かなり歯に苦労を重ねてきているので、もちろん、デンタルケアにも力を入れています。
特に磨いても虫歯になりやすい場合や口のトラブルを抱えている人は、次に紹介するデンタルケアを参考にしてみて下さい。
実際、色んなデンタルケアを試してみた結果、効果も高く全て愛用しているケア用品です。
ここに紹介しているデンタルケアに変えてから、虫歯の進行具合もかなり改善されましたし、口腔環境も改善されています。
しかも、市販で手に入りやすい商品もあるので、口の中が重症になる前に試して頂ければと思います。
糸ようじ(フロス)
今やデンタルケアの基本中の基本ですが、やはり、糸ようじ(フロス)は必須アイテムです。
私は、フロスタイプの物を愛用していますが、歯と歯の間からの虫歯が非常に多いため、フロスは必須アイテムです。
虫歯になりやすい人は、エナメル質も弱く溶けていることも考えられるので、フロスは使うようにした方が良いです。
虫歯になりにくい人でも、歯周病などの年齢から来る病の予防にもなるので、お勧めです。
価格も400円~500円と、割と手にしやすい金額です。
また、お勧めなのは、ワックスタイプのフロスの方が滑りが良いので、フロス初心者の人にはワックスタイプが使いやすいです。
入手先 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | デンタルプロ ふんわりフロス スポンジタイプ ワックスタイプ 50m | 224円(税込) |
Amazon | クリニカ アドバンテージスポンジフロス 40m×4個 | 1,319円(税込) |
リステリン
コロナ禍のマスク生活でリステリンをする人も増えてきているようですが、リステリンの殺菌力は爽快感とセットで洗浄効果を感じられます。
ゆすいだ後は、口の中がキュッキュッと言った感じで、口の中のぬめりを一掃してくれる感じです。
市販で手に入りやすく、必ず、薬局に置いてあるアイテムなので、手に入れやすいので、気に入って使っています。
ただ、リステリンには、アルコールタイプとノンアルコールタイプとあり、アルコールタイプはかなり、刺激が強いです。
小さなお子さんや辛いのが苦手な方には、お勧めできないので、ノンアルコールタイプを選ぶことをお勧めします。
アルコールタイプもノンアルコールタイプもぱっと見の見た目は、とても良く似ているので、ノンアルコールタイプのトータルケアのリンクを貼っておきますので、参考にしてみて下さい。
ノンアルコールタイプのリステリントータルケア
入手先 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | 薬用 リステリン トータルケア ゼロプラス 1000ml ノンアルコールタイプ | 1,040円(税込) |
Amazon | 薬用 リステリン トータルケア ゼロプラス 1000ml ノンアルコールタイプ(おまけつき) | 1,098円(税込) |
高濃度フッ素の歯磨き粉
歯磨き粉は、非常に重要度の高いアイテムですが、その中でも高濃度フッ素の歯磨き粉は歯質を強化する効果があるります。
私が学生の頃に高濃度フッ素の歯磨き粉が市販でも手に入っていたならば、虫歯もかなり軽減できただろうなと思うくらいです。
実際に高濃度フッ素の歯磨きは薬局でも手に入るようになりましたが、ポイントは、F1450という表記です。
F1450は、1450ppmのフッ素濃度を示すのですが、この表記が虫歯になりやすい人は重要です。
市販のフッ素の磨き粉にも必ず、フッ素濃度が明記されているので、購入する際は、フッ素濃度の表記を必ず確認するようにして下さい。
私は3Mのクリンプロ1450ppm(シトラスミント)を愛用していますが、辛くなく、後味もとっても爽やかで女性好みする嫌味のない爽快感なので、お勧めです。
フレーバーのタイプは、シトラスミント以外にソフトミントもあり、フッ素濃度も1450ppmタイプと950ppmの2種類あります。
こちらの商品は、市販では手に入りにくく、基本的にはクリニックでの購入になりますが、楽天やアマゾンでは、購入できるので、私は楽天で購入しています。
愛用中の3Mのクリンプロ1450ppm シトラスミント
入手先 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | 3Mクリンプロ950ppm 歯みがきペースト90g スリーエムジャパン | 1,194円 (税込) |
楽天 | 3Mクリンプロ950ppm 歯みがきペースト90g スリーエムジャパン | 1,222円 (税込) |
コンクールのジェルコート
特に電動歯ブラシを使われている場合、このジェルコートはお勧めです。
ジェルコート Fは、デンタルクリニック専売品なのですが、最近では、薬局でたまに見かけるようになったので、もしかすると、直ぐに手に入れれるかもしれません。
私の場合は、ジェルコート Fと更にマウスウォッシュも使っているので、通販で購入していますが、ジェル状の歯磨き粉なので、まんべんなく、しっかりと、歯の隙間にジェルが浸透してくれます。
特に歯周ポケットが気になる場合は、ペースト状の歯磨き粉よりもジェルコートの方がお勧めです。
また、インプラントをしている方は、ペースト状の歯磨き粉よりも、こちらのタイプの方がお勧めです。
というのも、インプラントの場合、歯茎との境目が重要なので、その境目をしっかりと洗浄するのであれば、ジェルタイプの方が浸透しやすく、高殺菌タイプのため、効果も期待できます。
ジェルコート Fも3Mのクリンプロ1450ppmも同じように、フッ化ナトリウム950ppmF配合です。
ジェルコート Fの後味は、薬草っぽいフレーバーで、少し辛めですが、磨いた後のツルツル感は心地良いです。
因みにコンクールシリーズには、マウスウォッシュもあり、薬用で高殺菌のため、一緒に使うと更に効果的です。
コンクールのジェルコートと薬用マウスウォッシュ
入手先 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | コンクール ジェルコートF 90g | 1,290円 (税込) |
楽天 | コンクールF 100ml マウスウォッシュ | 1,190円 (税込) |
楽天 | ウエルテック ジェルコートF/コンクールF 《よりどり2点セット》 | 2,160円 (税込) |
口の中の健康と心の関係
口腔環境が悪いと健康面にも影響を及ぼすと言われていて、特に心筋梗塞などの心臓病にも影響するとされています。
歯周病菌が血管内に侵入することにより、血栓ができやすくなり、結果として心筋梗塞や脳梗塞といった突然死を引き起こす原因となります。
また、認知症の原因物質を増やす言われていることから、記憶力の低下や気力を失ってしまうことになります。
虐待を受けた人は虫歯になりやすい
口腔環境は、乳幼児期に決まると言われていますが、この時期に育児放棄されて育った場合、将来、虫歯になりやすい体質になります。
ある程度、虫歯体質や歯質などは遺伝で決まることもあるため、一概には言えないようですが、実際に虫歯から児童虐待を見つける医療の取り組みもあるようです。
また、こういった環境下で育った人は、将来、うつ病にもなりやすく、うつ病になってしまうと、行動力の低下から、デンタルケアを怠り、歯周病に掛かってしまうリスクも考えられます。
睡眠不足になる
歯だけに限らず、身体に異変が起こると眠れなくなることもあります。
特に私の場合、中学生の頃に既に1本の奥歯が神経壊死を起こし、膿が溜まり、歯が浮いているような状態でアゴも腫れていたこともあるので、もちろん、夜も寝つきが悪くなりますし、日中での学校の授業にも集中できないと言ったことがありました。
授業だけではなく、仕事にも集中できないことが続きますので、睡眠不足からの学力低下や仕事効率の低下やにもつながり、心の健康的にも良くありません。
また、睡眠の種類には、以前に書いた女性の眠りは浅い?睡眠障害の原因と寝不足の改善で得られる効果で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
美容面での歯のセラミック化
最近は、口の中に問題がある訳でもないのに前歯をキレイにしたいと言うことから、前歯の審美歯科も流行っているようです。
ただ、審美歯科の場合、健康な歯を削って、前歯にセラミックを入れると言った方法で見た目を整えるようですが、これも考え物です。
確かにとてもキレイな見た目になりますが、歯が極度に悪い私からしてみると、健康な歯をわざわざ削ってしまうのは、本当にもったいないと感じます。
若い時は良いですが、年齢を重ねると歯茎も痩せていくため、かぶせているセラミックとの間に隙間ができる可能性も考えられます。
もし、前歯をキレイにしたいのでれば、削らずにホワイトニング程度にとどめておく方が良いと思います。
まとめ
今回は、口の中について、私の経験談を織り交ぜながら総合的に紹介しました。
結果的に自費治療を勧めている内容になってしまいましたが、本当に歯を磨いてもケアしていても直ぐに虫歯になってしまい、色んなリスクがあることを知らずに保険治療での再治療を続けた結果、自費治療を受けることになってしまいました。
虫歯に縁がない人にとっては、想像できないかもしれませんが、口の中の状態は心の状態と密接に関わるため、参考にして頂ければと思います。