一定数いるケチブス
性別問わず、ケチと思われる人は、一定数存在します。
ただ、ケチの境界線も難しいところで、どこからがケチなのかと言われると、抽象的な部分はあるのではないかと感じます。
しかし、あまりにもケチな行動が行き過ぎてしまうと、美容の面でも健康の面でも悪影響を及ぼします。
また、ケチと節約は、全く違います。
ここでは、上手く節約している節約美人と、節約を勘違いしている、ケチブスさんとの違いを紹介していきます。
周りから、ケチに見られると、知らないところで、損をするので、心当たりがあれば、要注意です。
節約美人とケチブスの違い
ところで、節約美人とケチブスの違いは、ご存知でしょうか。
簡単に言うと、節約美人は無理なく綺麗にしているような人を指します。
具体的には、ファストファッションやプチプラコスメを上手く取り入れ、自分に合っている、スタイルを良く知っています。
一方のケチブスは、節約美人と同じように、プチプラコスメやファストファッションも取り入れているのですが、綺麗に見えない状態です。
例えば、服をヘビロテし過ぎるあまり、Tシャツが寄れていたり、メイク道具のチップは極限に汚れていたりします。
大まかな基準は、こういったところです。
次にケチブスと節約美人について、細かい違いを紹介します。
節約美人は全体的に綺麗
節約美人は、無理しない程度の節約をします。
そのため、節約自体にストレスが溜まらず、むしろ、節約を楽しんでいる感覚です。
基本的に無理のない生活を送っているので、健康的でスタイルもよく、身体のケアや髪のお手入れも、きちんとされています。
更にお落ち着いた雰囲気の綺麗さがあります。
因みに、スタイルも良くと書きましたが、モデル体型を指すのではなく、あくまでも健康的なスタイルということです。
ケチブスは常に疲れている
ケチブスも基本的には、ある程度は、お洒落やコスメにも興味を持っています。
ただ、節約とケチの境目が分からず、自分を追い込んでいるような感覚の人です。
本人は節約していると思い込んでいるため、ましてや周りからケチと思われていることなど、知るよしもありません。
食事もファッションに関しても、やたらと経費を削りたがるので、疲れが滲みでています。
例えば、高い洋服を買ったので、1週間はカップラーメンで過ごすと言ったようなイメージです。
他にも、見えないところには、お金を掛けたがらないのも特徴で、擦り切れ寸前の下着を付けている場合もあります。
スリムな方もいますが、健康管理が以外にできていない人や、太り過ぎの場合もあります。
例えば、食べることが好きな人は、食費にコストが掛かり過ぎてしまい結果として、ケチになっている人もいます。
ケチブスは誘われない
あまりにもケチが行き過ぎてしまうと、社交の場にも声が掛からなくなってしまいます。
ケチは本人は良くても周りにいる人にとっては、場合によっては、不愉快に思われててしまいます。
特に社交の場で気持ちよくお金を支払うシーンでは、ケチな気質が表に出やすくなります。
結果的にお金を支払ったとしても、一瞬でも支払いに二の足を踏むようなことがあれば、その時は周りの人が何も言わなかったとしても、次回以降の誘いが無くなることもあり得ます。
その結果、ケチブスは色んな誘いに声が掛かりにくくなってしまいます。
節約美人は憧れの存在
ケチブスは社交の場に呼ばれない一方で、節約美人は社交の場はもちろんのこと、同性から憧れられる人が多いのも特徴の一つです。
メイクやファッションも特に贅沢をしている訳でもないのに何故か人が寄ってきます。
上手に節約を取り入れることで、同じように意識の高い人が周りに集まりやすく、美容代を始めとする賢い節約方法などを学びたいと感じます。
因みに、美容代の節約方法については、美容代やサロン代を見直したい!賢くコスメ代用品を活用する節約方法を紹介!で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
ケチブスメイクも映えない
ファッションの話とも被りますが、例えケチブスが良い化粧品やコスメを使っていてもメイクが映えないこともあります。
その理由は、後にも説明していますが、食料品に掛けるお金をケチるあまり、体調も壊しやすく、肌にも影響が出るためです。
その場限りの1回の食事でお金を掛けることがあっても毎日、何を摂取するかによって、継続的に肌や髪の質が変わってきます。
最近では、100均コスメやプチプラコスメも安くて質の良い物が手に入るようになっていますが、そういったコスメにもお金を掛けず、消費期限の切れたコスメを使っていたり、メイク道具をメンテナンスすることもしないためです。
一方の節約美人の場合、毎日、使うパフやブラシなどといいた消耗品を定期的に交感したりと、必要経費はしっかりと自分にお金を掛けます。
こういった微々たる違いが重なることで、ケチブスのメイクは映えなくなってしまいます。
因みに、メイク道具のメンテナンス方法については、化粧ノリが悪いのは肌でもファンデーションのせいでもない?!メイク道具のメンテナンス方法で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
節約美人のとケチブスのファッション
節約美人もケチブスもファストファッションを取り入れ、お洒落をしているのには、変わりありません。
なのに何故、違いがでるのか。
その境目を見ていきましょう。
節約美人はファストファッションでも安っぽさが出ない
節約美人の特徴として、ファストファッションを取り入れていても、安っぽさがなく、自分らしいファッションをしています。
また、流行を取り入れるのも上手で、流行の物だけをファストファッションにしていたりします。
持ち物のメンテナンスも上手く、10年以上の代物も大切に扱うため、物持ちがとても良い人が多いようです。
他にも安い服だからといって、ないがしろにせず、しっかりとアイロンを当て、だらしなくならないように気を遣っています。
ケチブスは安い服を着ると貧相
ケチブスでも見た目には、気を遣っています。
しかし、どうしても貧相に見えてしまう傾向があるのです。
ケチブスは、安いと言う言葉に惹かれやすい傾向にあります。
ただただ、安いだけにフォーカスを当ててしまいますので、素材などもあまり気にも留めません。
そのため、ファストファッションを着ているというだけで、自分は節約できているといったイメージがあります。
結果として、服のお手入れもせず、毛玉や糸くずを垂らしたまま、過ごしていてもわりと平気なようです。
また、ケチブスの中には流行ばかりを意識する余り、全てファストファッションで全身コーデしてしまい、長く着られないデザインの物ばかり増えてしまうため、服がくたびれていても、あまり気にすることなく、着れるまで着ます。
とはいえ、ファッションでコーデするのも、決して悪いことではありません。
他の部分が、お手入れされていれば、安っぽさもでません。
ですが、ケチブスは、髪や肌のお手入れも最低限で抑えるため、どうしても全体的に貧相に見えてしまいがちになります。
節約美人とケチブスの食生活の違い
ここで、節約美人とケチブスについてどのように食生活が違うのかを紹介していきます。
特に食費にはケチがでやいところなので、心当たりのある方は要注意です。
節約美人は栄養バランスを考える
節約美人は、冷蔵庫にある食材で、上手に料理をします。
また、野菜やフルーツが安い時に多めに買い、ドライフードにしたり、ジャムなどにし、保存食として、作り置きします。
そうすることで、急な出費が増えたとしても、作り置きの保存食で上手く乗り切れます。
更に手作りすることで、栄養バランスも整った食事をすることができるため、綺麗を維持できます。
他にもフォンダンウォーターという、ドライフルーツ入りの水など、健康に良さそうな流行を適度に取り入れるのも上手いです。
自分がどんな状況に陥っても、ある程度の準備ができているのが、節約美人の特徴です。
ケチブスはとにかく食費もケチる
本人はケチの自覚がないため、仕方ないのかもしれません。
食に興味がないケチブスは、とにかく徹底的に食費をケチる傾向があります。
自炊すると言っても、袋麺などで済ましたり、出来合いの食品の中で安い商品を選びます。
1円単位でも、値段が高いと感じたら、買わないため、徹底しています。
そうなると、食生活に無理が生じてきます。
ある意味、節約と言う意味では、節約美人よりも、節約はできているかもしれません。
ただ、行き過ぎると美容や健康を害してしまいます。
結果的に医療機関に通うことになると、出費が増えるため、元も子もありません。
食費を徹底的に削ることは、悪いことではありませんが、あまりにもレトルト食品などを多用している場合は、考えものです。
節約美人とケチブスの食料品の買い方
ケチブスと節約美人では食生活にも違いがあることからも分かるように、スーパーで食料品を買う時にも差が出てしまします。
節約美人の場合、基本的には栄養バランスを考えた上で、食料品に掛かるコストを上手に節約するため、身体に良いとされる野菜にはしっかりとお金を掛けていたりします。
ケチブスは炭水化物ばかり
一方で、ケチブスの場合、炭水化物は安くで手に入りやすいことから、炭水化物メインの食品を買う傾向があります。
例えば、うどんや蕎麦、パンなどです。
また、野菜は季節によって、価格が高騰化するため、ケチブスは野菜を買おうとせず、結果的に炭水化物中心の食生活に陥りやすくなり、結果として、セルライトが身体につきやすい身体になります。
節約美人の場合、野菜も適度に摂取することから、炭水化物に掛けるお金を減らして、少々高くても野菜や上質なお肉や魚といった食品にお金を掛ける傾向があります。
ケチは遺伝する
一説には、金遣いは遺伝子が影響するものという、根拠があるようです。
ドイツのボン大学が行ったある実験では、人の遺伝子には、気前の良い遺伝子である「G」と、ケチな遺伝子である「A」の2種類があることが分かったそうです。
ケチの理由として、セロトニントランスポーターが関係しているのでは、ないかと言う説があります。
このセロトニントランスポーターとは、脳内物質のセロトニンを運ぶ連絡役のような存在です。
セロトニントランスポーターの物質は遺伝子で決まっており、セロトニンが多い人は楽観的で、少ない人は悲観的になります。
悲観的な人は日々の不安に悩むことが多くなり、将来のためにお金を貯蓄する傾向があるそうです。
そのため、セロトニンが少ない人はケチになりやすいといわれています。
セロトニントランスポーターは遺伝子で決まるため、ケチは遺伝する可能性があるということです。
ケチの遺伝子を持たない人と付き合う
ドイツの実験結果を基にするのであれば、あまりにもケチな人とは付き合わないようにする方が無難です。
特に男性のケチは目も当てれないです。
女性の場合、家庭を上手くやりくりしないといけなくなるので、節約するのは分かりますが、男性でやたらと自分で財布を握りたがる上に度を越したケチであれば、要注意です。
一緒に居ても楽しくありませんし、何よりもお金ではなく心がケチになってしまいます。
一緒に居る相手がケチ同士であれば、問題ないもしれませんが、そうでない場合、ケチからの影響を精神面で受けてしまう場合があります。
また、セロトニントランスポーターが少ない人はケチであることからもケチな男性は鬱になりやすい傾向にあるかもしれませんし、そうなるとケチな上に鬱になられたら、一緒にいる相手はたまったもんじゃありません。
特に男性の場合のケチは気を付けた方が良いでしょう。
性別問わず、度を超すケチは自然と距離を空けてフェードアウトしていく方が良さそうです。
まとめ
この記事では、ケチブスと表現していますが、度を越すケチは心も乏しくなり、周りへの余裕もなくなるため、心がブスという意味合いで使っています。
ケチな人の見た目がどうこうという意味ではありません。
実際にケチ過ぎる人と一緒にいたいと思う人は、かなりの少数派でしょう。
一定期間だけ、徹底的にケチになるのは、別としても、何年も行き過ぎるケチな状態だと、人が離れていってしまう原因にもなります。
あまり、値段が安いからといって、飛びつくと、後でお金が余計に掛かってしまったということになりかねません。
特に長く使う物は、素材をしっかり確認し、値段が高くても購入する方が、長く使えます。
目先の安さにとらわれ過ぎず、中長期的に見た時に元が取れるかを意識することで、節約美人に近づけるのでは、ないでしょうか。
また、何人かで食事した際、1円単位でケチったことがきっかけで、周りからの印象が悪くなるケースも多いようです。
特に男性の場合は、同性からも異性からも避けられてしまう可能性があるので、ケチもほどほどにした方が良いといえます。