ほうれい線改善方法
ほうれい線ができる理由に内腿(うちもも)がたるむとほうれい線もできると言われています。
身体がゆがむと筋力の低下とともに顔にも影響します。
皮膚は全て1枚の皮でつながっていて、内腿がたるむと年齢に関係なくほうれい線はできてしまいます。
内腿の筋肉である内転筋は顔にもつながっているため、このようなことが起こります。
顔がたるんでしまって、ほうれい線が気になる人は、ここで紹介するほうれい線改善のポイントを紹介しますので、参考にしてみて下さい。
筋肉を鍛える
顔の表情筋のたるみは、筋肉の衰えです。
また、内腿以外にも背中の筋力をアップさせることも必要です。
皮膚は全ての皮1枚でつながっており、互いに引っ張り合ってバランスを取っています。
背中の筋肉が衰えると、顔の皮膚を引っ張る力が低下し頬が垂れ下がります。
そして、内腿の筋力が衰えると、頬の皮膚が下に引っ張られてしまいます。
そのため、背筋トレーニングと足を鍛えることで、ほうれい線が改善されます。
筋トレと聞くと非常にハードな動きを連想するかもしれませんが、特にハードな運動をする必要はなく、1日5分程度でも改善の見込みはあります。
毎日、継続することの方が、とても大切なので、まずは1日5分の筋トレをしていきましょう。
下半身を鍛えると若返る
筋トレがどうしても苦手な人は多いかもしれません。
しかし、下半身を鍛えると若返ると聞けばどうでしょう。
下半身は筋肉量も多く、下半身を鍛えると若返るとも言われています。
その理由には、下半身を鍛えることで、代謝もアップし、血液のめぐりが良くなります。
太ももには、大きな血管が通っています。
下半身を鍛えることで、内腿も引き締まり足腰が強くなり、少々歩いただけでは疲れにくくなります。
そのようなことから、血のめぐりが良くなり、気持ちも前向きになりやすく、結果的に若返りの効果があると言えます。
姿勢を正す
姿勢を正すだけでも、ほうれい線を始め、顔のたるみを軽減することができます。
特に猫背の人には、効果テキメンになる可能性がとても高いでしょう。
また、猫背の場合、下腹に無駄な脂肪がつきます。
下腹だけぽっこり出ていると、腹筋が弱くなりますので、便秘になります。
姿勢を正すだけで、本来使われるはずの筋肉が使われます。
よって、全体的に皮膚が均等に伸びほうれい線やたるみの改善につながります。
プールでウォーキング
プールで泳ぐのもとても効果的ですが、水中ウォーキングも効果的です。
水中は足腰に負荷が掛かりにくいため、身体を痛めるリスクがとても少なく、水の負荷により、運動量が向上します。
スポーツジムに通っている人であれば、1年を通して、プールを使用することができると思いますので、陸上の運動と合わせて行うと効率よく改善できます。
また、猫背がなかなか治りにくい人にとっても水中ウォーキングはお勧めです。
ゆっくりと歩きながら、姿勢を意識することができ、水の負荷も適度に掛かりますので、正しい姿勢を身につけやすくなります。
プールでのウォーキングは、インナーマッスルが鍛えられる効果があり、筋トレが苦手な人でも筋肉を効率よく無理なく鍛えられるため、代謝の良い身体作りにもなります。
バランスボールで内腿を鍛える
自宅にいながら簡単に内腿を鍛えるには、バランスボールが効果的です。
両足にバランスボールを挟んで内側がら、抑えるのを繰り返し行うだけの簡単な方法でストレッチや内腿や脚の筋肉低下を予防します。
バランスボールの内腿ストレッチ
- 仰向けになる。
バランスボールを両脚で挟み脚で持ち上げます。 - 膝は90度になるように意識する。
脚でバランスボールを持ち上げる際に膝は90度になるように意識する。 - 脚を伸ばす。
バランスボールを挟んだ脚を真っ直ぐ伸ばします。
この1~3を毎日、20回~30回程度繰り返し行うだけで内腿を鍛えることができますし、O脚の改善にもなります。
家事の合間にもできますし、高齢の人でも無理なく行えるため、お勧めです。
因みにバランスボールは、スイスでリハビリのために使われ始めたのがきっかけで、日本でもよく知られるようになりました。
そのため、筋力に自信がない人でも簡単に始められ価格もお手頃なので、1つは自宅に有っても良いかもしれません。
バランスボールは、筋トレ目的でなくてもバランスボールの上に座わりながら、スマホやパソコン操作などの椅子代わりとして使うだけでも下腹部のトレーニングにもなります。
バランスボールに座るだけで、自然と身体がバランスを取るので、ながら作業には一石二鳥と言えます。
バランスボール内腿トレーニング
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タオルでエクササイズ
タオルで背中を鍛えることで、ダイエットにも効果的です。
背中の筋肉も下半身と同じように大きな筋肉があります。
そのため、背中を鍛えることで、ほうれい線の改善以外にも肩こりや眼精疲労の予防になります。
タオルエクササイズは、タオルを両手で引っ張り合うようにし手を上にあげます。
その際、肩甲骨を意識し肩甲骨を寄せるとより効果が高まります。
1セット15回を3セット、時間の空いた時にエクササイズしてみて下さい。
私の友人もタオルエクササイズを寝る前に10分行っただけで、サイズダウンしていました。
手軽なうえに効果もかなり期待できるエクササイズです。
自転車に乗る
自転車はダイエット効果が高くランニングよりも身体の負担は少ないです。
そのため、長続きしやすく、下半身の筋力アップに効果を期待できます。
例えば、ウォーキングの場合、血流速度が安静時の2.5倍に対し、自転車をこぐと血流速度が約10倍にもなります。
激しいペダリングをする必要はなく、軽いぺダリングだけでも血流速度が約10倍になります。
その結果、血管年齢を若くする効果もあります。
他にも自転車は有酸素運動がメインですが、インナーマッスルも鍛えられ綺麗に脂肪を落とす効果もあります。
特別な自転車を乗る必要もなく、ママチャリでも十分な効果を得られます。
もっと、筋力アップしたい場合は、敢えて、坂道を選んで自転車をこぐのもお勧めです。
因みに、お尻から下の筋肉は体全体の筋肉の70%を占めているため、自転車に乗ることによち、効率よく筋肉を使い脂肪燃焼効果も期待できます。
太ももの冷えに要注意
上半身は太っていなくても下半身に脂肪がついている人も一定数いると思います。
下半身に脂肪がつく理由には、単に運動不足だけではなく、冷えが原因である場合も考えられます。
例えば、暑い夏であっても足元は冷房で足元が冷えます。
冬場の冷えとは違い体の芯から冷えます。
デスクワークの場合、冷房が直接、太ももに当たることも多く、お尻もかなり冷えている事が多いようです。
下半身を温めようとして体の体温調整機能が発動し結果的に脂肪がついてしまいます。
内腿のたるみの原因は冷えからくる場合も考えられます。
季節を問わず湯船にしっかりと浸かった上で血行を良くし就寝前に軽くストレッチをすることも必要ですし、身体の筋肉の大半は下半身に集中しています。
夏なのにお腹やお尻が冷えていると心当たりのある人は、冷えを改善してみるのも効果的です。
骨格のゆがみからくるほうれい線
骨格がゆがんでいると、顔のたるみが左右均等でない場合があります。
骨格も矯正していくことで、ほうれい線の改善だけではなく、シワの改善にもなりますので、併せて紹介していきます。
片側ばかりで噛む
歯のかみ合わせや癖が原因で片側ばかりで噛んでしまうと骨格を歪めてしまい、ほうれい線の原因にもなります。
最悪の場合は、顎関節症などにもなりかねません。
歯のかみ合わせが悪い場合は、歯医者さんで診てもらうことも視野に入れた方が良いです。
また、マウスピース調整するだけで、ほうれい線を始めとするシワも改善される場合もあります。
肩こりや冷えが酷い場合もかみ合わせを疑ってみると良いかもしれません。
かみ合わせが改善されると、肩こりや片頭痛が改善されることもよくあるそうです。
頬杖をつく
頬杖をつくのも歪みの原因です。
頬杖をついていると、知らない間に癖になってしまっていることがよくあります。
癖になってしまうと、無意識のうちに頬杖をついついてしまいますので、意識して治すようにしましょう。
他にも、ほうれい線の原因だけではなく、同じ方向ばかりに頬杖をついていると、肘の黒ずみの原因にもなります。
また、肌の黒ずみについては、以前に書いた身体の黒ずみの原因とは?くるぶしや肘は黒くなりやすい!肌を美白に導く改善ボディケアで紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
同じ方向ばかりに足を組む
足を組むのが、癖になっている人も多いようです。
実は足を直ぐに組んでしまう場合、既に内腿の筋肉がたるんでいます。
特に足を組む方が楽だと感じる場合は、筋肉の衰えと骨盤が歪んでいる可能性があるので要注意です。
また、片方側の足ばかり組んでしまうと、更に歪みが悪化してしまいます。
足を組む時は、左右まんべんなく組むようにするなどして、左右に差が出ないようにして下さい。
立ち方にも注意
立ち方も歪みを改善するにはとても重要なポイントです。
左右のどちらかに重心が傾くような立ち方は、骨格の歪みから内腿がたるんでしまい、ほうれい線の原因にもなります。
できるだけ、意識し真っすぐと立つように心掛けてみて下さい。
バッグの持ち方
利き腕の方にバッグや荷物をつい持ってしまいがちになります。
荷物を同じところで持ってしまう場合、どちらかに重心が偏ります。
その結果、左右のどちらかだけの筋肉が発達してしまいアンバランスな状態になります。
立ち方と同じように左右交互に荷物を持つようにし、片方だけに偏らずに持つことを意識すると良いです。
足に合った靴を履いていない
自分の足に合っていない靴を長時間履き続けるのもよくありません。
もちろん、極端に足が痛くなるような靴は、そもそも歩くことができないので、そのような靴を履いている人は少ないと思いますが、少々のことなら、我慢して履いている人もいるのではないでしょうか。
例えば、合皮レザーの靴の場合、革靴よりも足に馴染みにくいため、足に合っているようでも実は合っていないこともあります。
多少のことであれば、慣れてしまうのが人の常なので、少し大きい場合は市販のインソールで調整しておくのも良いでしょう。
足のバランスを左右で合わせることで、内腿のたるみを改善するのはもちろんのこと、体重が均衡に保たれ姿勢も良くなります。
特に冬は、インソールを敷くと足底からの冷えも軽減できますし、つま先やかかと部分だけのインソールもあるので、足に合わて使い分けしてみると良いでしょう。
スキンケアやコスメでほうれい線を改善
遺伝による筋肉のつき方や骨格などによっても、シワやたるみができやすい人とそうでもない人がいます。
特にほうれい線の場合、頬骨が高い人や丸顔の人は、骨格の構造上の問題からシワができやすいと言われています。
頬骨が高い人は、顔の凹凸がはっきりとしているので、どうしてもほうれい線ができやすく目立ちやすいのです。
また、丸顔の人は、顔に脂肪がつきやすく、頬の脂肪が支えずらくなります。
その結果、脂肪とともに皮膚が下がりやすくなってしまい、ほうれい線ができやすくなります。
コンシーラーでほうれい線を目立たなく
シワやほうれい線は、ファンデーションをつけた時にシワの溝にパウダーが入り込みやすくなります。
そのため、シワやほうれい線が目立ってしまいます。
こういった場合、コンシーラーを上手く使うことで、ほうれい線を目立たなくすることができます。
まず、自分の肌の色よりも2段階くらい明るいコンシーラーを用意します。
一度に厚塗りしないように薄く塗っていきます。
その際に線を描いていくのではなく、点を描くように塗っていきます。
コンシーラーを塗ったところは、軽くお粉で整えるか、ファンデーションを薄く塗ることでシワが目立ちにくくなります。
また、赤い口紅を手の平で伸ばしてから、ほうれい線やシワに塗るのもお勧めです。
私は赤い口紅をコンシーラーの代わりとしても使っています。
意外に思うかもしれませんが、これがかなり優秀です。
赤い口紅は、血行を良く見せてくれます。
特にシワの部分は、影になりやすいので、自分と同じ色のコンシーラーを塗ってしまっては、シワが強調されて余計に老けてみえます。
赤い口紅を薄く塗ることで、光が当たった時に陰影になりにくいのが、理由です。
マッサージでシワを伸ばす
フェイスマッサージもシワの改善に効果が期待できます。
できるだけ、マッサージクリームには、レチノールが含まれている商品がとてもお勧めです。
レチノールは肌のバリア機能を回復させるのに、とても有効です。
小じわ程度であれば、わりと直ぐに改善される場合も多いです。
高価な化粧品でなくても、レチノールが含まれている化粧品はドラッグストアで安くで購入できます。
因みに私は豆乳イソフラボンのレチノール入りのクリームを塗っています。
値段も1,000~1,500円程度なので、とてもコスパもよく、助かっています。
保湿力もあるので、気になる人は、一度、試してみて下さい。
まとめ
年齢を重ねるとほうれい線は少なからず、目立ってきてしまいます。
目や口はよく動かすところなので、身体の経年劣化といったところかもしれません。
できるだけ、筋力を衰えさせないことが、ポイントですが、運動するにも仕事に追われ時間が取れない人も多いと思います。
その場合、フェイスマッサージだけでも取り入れてみるだけでも、改善されることもあります。
最後に紹介した、レチノールはお勧めですが、日本の化粧品には、レチノールの濃度が低い商品が多いようです。
そのため、海外から取り寄せて、高濃度のレチノールコスメを使う人もいるようですが、レチノールは濃度が高いと皮むけなどの皮膚トラブルにもなります。
まずは、日本国内で売られているレチノール入り化粧品を試してから、濃度の高い商品を使うことを強くお勧めします。
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