知らないうちに増えてるホクロ
ホクロが知らないうちにできていたといった経験がある人も多いのではないでしょうか。
実際に私もそのうちの一人で気が付いたら、手の甲にホクロができていたことがありました。
初めは、汚れかと思いこすってみたりもしましたが、ホクロだったんです。
そこで、今回はホクロができる原因を紹介していきますので、参考にしてみてください。
年齢と共に増えるホクロの原因
ホクロも加齢や生活環境によって、できやすい人とできにくい人がいます。
年齢を重ねると、どうしても肌のターンオーバーが間に合わなくなり、古い角質が原因となりホクロになるケースがあります。
このようにほとんどの場合は、ターンオーバーの乱れや外的要因でホクロができます。
紫外線による肌へのダメージ
紫外線がもたらす身体への影響が大きいことは、ご存知の人がほとんどだと思います。
しかし、年中降り注ぐ紫外線は例え冬であっても油断できません。
紫外線は、ホクロの原因以外にもシワやシミたるみなどの原因になりますが、ホクロができるのも紫外線です。
紫外線を浴び続けることにより、メラノサイトが活性化されてしまい、結果的にメラニン色素が増えホクロの原因となります。
シミができる原因との違いは、メラニン色素は外部の刺激から肌を守る役目があります。
そのため、必要な色素なのですが、メラニンが過剰に活性化されてしまうと体外へ排出されず、ホクロとして残ってしまいます。
化粧が原因でホクロとなる
ファンデーションを塗った後にチークやアイシャドウなど、毎日、同じ位置にメイクをしてしまうため、化粧品が肌に多く触れている部分は日焼けの原因となります。
また、チークは頬骨の高い部分に入れるため、非常に陽に当たりやすくシミやホクロの原因になります。
ホクロやシミをふせぐには、メイクをあまり濃くし過ぎず、ナチュラルメイクを意識することでホクロの原因を予防できます。
メイクツールの見直し
メイクブラシやファンデーションパフを交換もせず、洗いもせず、長期間使用していると雑菌が繁殖し肌トラブルの原因になります。
不潔な状態でメイクツールを使うことにより、パフなどに残った雑菌や古く酸化した皮脂が肌に付着するため、日焼けの原因にもなります。
また、肌トラブルだけではなく、化粧ノリにも影響していきます。
また、化粧ノリについては、以前に書いた化粧ノリが悪いのは肌でもファンデーションのせいでもない?!メイク道具のメンテナンス方法で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
ストレスが原因でホクロができる
ストレスはニキビを増やしますが、ホクロの原因ともなります。
ストレスを受けることで、ホルモンバランスが崩れてしまい、ホクロが増えます。
理由として、ホルモンバランスが崩れる事により、新陳代謝が低下するためターンオーバーが間に合わなくなるからです。
偏食と肉食が原因でホクロが増える
健康や美容について全般的にいえますが、肉ばかりを食べてしまうと必要な栄養が不足し肌のターンオーバーが上手く機能しません。
身体全体の新陳代謝を効率的に高めるには、ビタミンやミネラルを十分摂取するように心掛けましょう。
特に女性には、ビタミンやカルシウムなどを欠かしてしまうと、肌や髪の毛にも影響を与えてしまいます。
ホクロの種類
ホクロにも急にできるタイプのホクロや生まれつきあるホクロなど様々な種類があります。
そもそも、ホクロは皮膚の一部にメラニン色素を含むメラノサイトが、周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種です。
また、日本人1人当たりの平均個数は10個程度でそのほとんどどが、幼少期から思春期にかけてできますが、中には一生増え続ける人もいるようです。
色素性母斑
生まれつき皮膚に存在している物が、この色素性母斑と呼ばれるホクロです。
また、母斑細胞の数が増加すると皮膚から盛り上がったホクロになります。
単純黒子
メラニンを作り出すメラノサイトが皮膚の浅い部分にあるのが特徴です。
メラニンを生成したのが単純黒子と言います。
薄茶色から黒いものまで色も様々で、大きさも1mm~2mmと小さいものが多いです。
赤いホクロ
赤いホクロの多くは、老人性血管腫がほとんどどです。
赤い色の原因は血の色で、年齢を重ねると共に毛細血管が増殖し皮膚の上に現れ、結果的に赤いホクロとなります。
青色母斑
普通のホクロに比べ、少し青味がかかり、少し盛り上がっているのが特徴です。
真皮に分布するメラノサイト(色素細胞)の増殖によるものです。
気をつけたい危険なホクロ
実は、ホクロだと思っていたら、皮膚がんだったという人も中にはいます。
ほとんどが良性のホクロであるため、軽視しがちです。
ただ、中には悪性のホクロもあります。
特徴 | 最近、ほくろが急に大きくなり盛り上がってきた |
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ホクロが変色してきた | |
ホクロの周りが凸凹している | |
ホクロから血が出てくる |
このようなホクロの場合は注意が必要です。
毎年、温暖化の影響で紫外線も強くなってきています。
また、紫外線の影響で皮膚がんも増えてきています。
一見、普通のホクロに見えてもおかしいなと感じたら、皮膚科でしっかりと見てもらうことにしてください。
ホクロを増やさない方法
口元にあるホクロや目の下にあるような泣きホクロと言うホクロは、セクシーな印象を与えます。
ただ、基本的にホクロが出来てしまうのは、不本意でしょう。
適度な運動で予防する
ホクロは、新陳代謝が落ちると、肌のターンオーバーが乱れ健康な肌に生まれ変わりにくく、そのままシミやホクロの原因となります。
適度な運動を行うことで、新陳代謝が促進され、メラニンが排出されやすくなり、ホクロの原因を予防できます。
お風呂は湯船にしっかり浸かる
湯船に浸かることは、美容にとっても健康にとっても非常に必要な要素です。
夏でもしっかりと湯船に浸かることで、新陳代謝が促進されます。
シャワーで簡単に済ませず、できるだけ湯船に10~15分程度、浸かると冷え性なども改善されます。
睡眠をしっかりと取る
寝不足は、成長ホルモンの分泌が低下してしまいます。
そのため、肌の奥で眠るメラノサイトを排出することができなくなります。
お肌のゴールデンタイムには、ベッドに入るようにしましょう。
お肌のゴールデンタイムとは、夜22時~深夜2時くらいと言われていますが、人によっては生活リズムは違いますので、必ずしもお肌のゴールデンタイムが、 夜22時~深夜2時とは限りません。
毎日、同じ時間に就寝し同じ時間に起きることと、睡眠時間は7時間は確保するようにしてください。
また、成長ホルモンが分泌されやすいのは入眠後3~4時間と言われています。
湯船にしっかり浸かり、適度に運動することで、良質な睡眠につながります。
バランスの良い食生活
自炊することで、偏食を改善することができます。
栄養バランスを考えた食生活を心掛け、夏はビタミンを多めに摂るなど食生活に工夫をしましょう。
スキンケアもしっかり
紫外線の強い5月~8月は日焼けをしていなくても1日の終わりのスキンケアに時間を掛けることもポイントです。
紫外線を浴びた後のお肌は、肌の中が火照っている状態です。
化粧水をコットンに染み込ませて気になるところにパックをするのも効果的ですし、ミストなどでお肌をクールダウンするのも良いでしょう。
お手入れの最後には、保湿した水分が蒸発しないようにクリームなどで、しっかりとパックすることで、その日のうちに受けた紫外線の影響を軽減しホクロの原因を予防できます。
ホクロを取りたい
ホクロを取るうえで、一番手っ取り早いのはレザー照射です。
保険適用でホクロを取ることもできます。
しかし、ホクロを取るといっても色んな方法があり、保険適用外の自費でホクロを取る方法もあります。
例えば、炭酸ガスレーザーでホクロを取る場合は、自費治療となることが多いようですが、自費治療の場合、身体に負担が掛かりにくいと言ったメリットもあります。
もちろん、病気と判断されるようなホクロの場合であれば、保険適用となります。
美容目的でホクロを取るのかどうかでも価格が変わります。
私も炭酸ガスレーザーで、イボを取った経験がありますが、病気ではなかったため、自費治療で5㎜以下の大きさで10,000円程度掛かりましたので、ホクロを取ろうかと考えている場合は、参考にしてみてください。
ダーマーペンを使って自分でホクロを取る
ダーマーペン(レーザーペン)とは、髪の毛よりも細い針を使い気になるホクロやイボなどに当てて、ターンオーバーを促し、ホクロを取っていく方法です。
このダーマーペン(レーザーペン)は、医療機関でも受けることはできますが、楽天などの通販でも手頃な価格で手に入れることができます。
小さなホクロやイボであれば、自分でダーマーペンを用意して施術する方がコスト的には安く済みます。
その他にもダーマーペン(レーザーペン)には、肌を改善する効果があります。
ダーマーペンで改善できる肌の悩み
- 小じわ
- たるみ
- 毛穴の開き
- ニキビ跡
- 黒ずみ
- 乾燥
上記のようにダーマーペンには、肌の悩みを全般的に改善する効果が期待できます。
ダーマーペンについては、下記にリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | 【送料無料】レーザーほくろ除去レーザーペン | 2,580(税込)円 |
自然にホクロが取れる
ホクロが自然に取れたという人もいます。
自然に取れるホクロは、生まれつきのホクロではなく、急にできたホクロがほとんどです。
新陳代謝を改善するだけで、肌のターンオーバーの時に一緒に取れる場合もあります。
小さなホクロであれば、怪我をしたタイミングで取れることもあります。
怪我が原因の場合は、皮膚組織が再生されやすいので、ホクロも取れるといったことが起こります。
まとめ
顔にゴミがついてると思ったら、ホクロだったなんてこともあります。
あまり、神経質になり過ぎるのも良くありませんが、日ごろから、紫外線対策や睡眠などの改善を意識することが大切です。
特に紫外線は年中降り注いでいるので、冬であっても日焼け止めを使うなどしましょう。