イヤホンと髪の摩擦で起こる静電気
冬は乾燥するため、静電気が起こりやすくなります。
通勤や通学などの移動中に音楽を聴いていたら、イヤホンから、バチっと不快な静電気を感じた人も多いのではないでしょうか。
耳に直接静電気が起こると、驚きますし不意打ちで怖いですよね。
イヤホンの静電気でイヤホンが壊れることもあるそなので、なるべく静電気を予防したいところですが、髪が乾燥していると静電気は起こりやすくなります。
そこで、静電気から髪を守るヘアケア方法を紹介していきます。
髪に静電気が起こる理由
昔、下敷きで髪をこすって静電気を起こして遊んだ経験がある人が多いかと思いすが、静電気が起こる理由は摩擦と乾燥が主な原因です。
特に温度が低く乾燥している日は、髪に限らず静電気は起こりやすくなります。
また、静電気が起きやすい体質と言うのも関係しています。
静電気に関する詳細は、以前にも書いた美容にも健康にも悪い静電気!放電できない体質の原因は体の酸化と服の組み合わせ!で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
人の身体には、微弱ながらも電流が常に流れています。
夏でも静電気が起こりやすい人や静電気がよく起こる人は、身体の電気を自然放電しにくく電気を溜めやすい状態です。
主に身体の酸化が原因で起こると言われています。
タートルネックなどの服を着ている
先述したとおり、髪の静電気は摩擦によっても引き起こされます。
下敷きで髪をこするなど、意図的に静電気を起こさなくても髪が服に触れることで、髪がアースとなり静電気が起こりやすくなります。
そのため、タートルネックなどの首があるファッションは髪の毛と服との間に摩擦が起こりやすくなるため、静電気が発生しやすくなります。
特に乾燥している日は、少しのことでも静電気が起こりやすくなるため、注意が必要です。
他にも人とすれ違いざまに静電気が起こったりと、ちょっとした摩擦でも静電気は起こります。
ダメージヘア
髪に限らず、静電気が起こる要因として、気温25度以下、湿度20%以下の環境で発生しやすくなると言われています。
そのため、こういった環境下の中では、少しのことでも静電気は発生してしまいます。
髪の毛を静電気から守るためには、乾燥させないことです。
ダメージが酷い髪の毛は、静電気が起こりやすく、更に静電気が原因で余計に髪の毛が傷んでしまいます。
シャンプー変えたら静電気?
たまにノンシリコンシャンプーを使い出してから、髪の静電気が酷くなったと言う人がいますが、ノンシリコンシャンプーが静電気を起こしやすくしているのではなく、シリコンでコーティングされていた髪の毛がシリコンが洗い流されたことにより、本来の髪質に戻ったためと言えます。
ノンシリコンシャンプーで静電気
シリコンには、髪の広がりを抑えまとまりをよくする効果があります。
そのため、本来の健康な髪はキューティクルに守られているのですが、髪が傷んでしまうとキューティクルから、髪の栄養素が抜けだし乾燥し静電気が起こりやすくなります。
その結果、ノンシリコンシャンプーに変えてから、静電気が起こるようになったと感じます。
トリートメントにはシリコンが入っている
ノンシリコンシャンプーはよく耳にしますが、ノンシリコントリートメントは、あまり耳しません。
もちろん、ノンシリコントリートメントもあるのですが、数は少ないです。
そのため、ノンシリコンシャンプーを使っていてもトリートメントはほとんどの場合、シリコンが入っています。
例えば、シャンプーやトリートメントには、下記のような種類のシリコンが入っています。
シリコンの種類例
- アモジメチコン
- ジメチコノール
- ジメチコン
- ジメチコンクロスポリマー
- アミノプロピルフェニルトリメチコン
- カプリリルメチコン
- トリシロキサン
- コポリマー
- ラウリル PEG
- ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン
他にもたくさんありますが、上記ような成分がシリコンの一例などです。
普段、何気なく買い物する際には、成分表を確認することは少ないと思いますが、意識すると専門用語でたくさんの成分が明記されているため、どの成分がシリコンなのか分からないですよね。
シリコンと明記してくれていればわかりますが、シリコンは総称であるため、一般消費者にはわからないのが現状です。
なので、ノンシリコンシャンプーに変えてから、髪に静電気が起こりやすくなったとは言えないのです。
もし、ノンシリコンシャンプーに変えてから、異常な程、静電気が起こると感じるようであれば、トリートメントの成分を確認してみて、トリートメントにもシリコンが入っていないようであれば、素の髪の状態に近いので髪のダメージを疑ってみると良いかもしれません。
因みに、ヘアケア剤を併用している場合、ヘアケア剤にもシリコンが含まれているので、ヘアケア剤の成分も確認すると良いでしょう。
シリコンシャンプーでも静電気は起こる
当然ですが、シリコン入りのシャンプーでも静電気は起こります。
因みにシリコンの基となるのは、天然由来のケイ石と言う石でできています。
この石の成分から、あらゆる化学反応を加えて作り出されたのが、シリコンです。
シリコンは、ヘアケア剤だけではなく、あらゆる製品にも使われています。
このシリコンは髪の場合、コーティング剤となってくれるため、髪の内部は乾燥しているのに関わらず、広がりを抑え摩擦を軽減してくれる効果があります。
ただ、シリコンも完璧ではないため、乾燥する日や服の組み合わせ、体調によっても髪の静電気は起こってしまいます。
また、シリコンはゴムに分類されます。
ノンシリコンでも静電気を抑制できるシャンプー
ノンシリコンシャンプーに変えてから、髪の毛の静電気が起こると、ノンシリコンシャンプーのせいだと思ってしまうのは自然なことです。
ただ、ノンシリコンシャンプーでもアミノ酸系のシャンプーを使うことで、保湿効果が保たれ静電気が起きにくくなります。
また、オーガニック系のシャンプーも効果的だと言われていますが、このオーガニックの概念が日本ではとても基準がゆるく、そのため、少しでもオーガニックの自然派成分が含まれているだけで、オーガニックと商品名につけてしまうメーカーが多いのも事実です。
例えば、髪の毛の静電気を抑制する保湿効果がある成分として、植物エキスや椿オイル、アルガンオイル、ホホバオイルなどの天然成分を使用したものが良いとされています。
商品名やキャッチコピーに惑わされることなく、成分表をしっかりと確認して購入することも大切です。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | 【送料無料】オーブリーオーガニクス(AUBREY ORGANICS)シャンプー | 2,200円(税込) |
楽天 | 【送料無料】オーブリーオーガニクス(AUBREY ORGANICS)シャンプー | 5,224円(税込) |
シリコンの代用成分が原因で静電気が起こる
シリコンがシャンプーやコンディショナーに含まれることで、指通りが滑らかにすると言った効果があるのですが、ノンシリコンにしてしまうと、指通りや滑らかさが犠牲になってしまうため、ノンシリコンシャンプーには、指通りを良くするために代用成分が使われます。
この代用している成分が原因で、シリコン入りのシャンプーよりも髪の毛の静電気を引き起こします。
髪の質感や洗いあがりをノンシリコンでも担保するには、それなりに違う成分で代用する必要があるため、ノンシリコンシャンプーの方が静電気が起こりやすくなるといった結果になります。
シリコン入りのヘアケア商品に頼り過ぎない
シリコン入りのシャンプやーヘアケア剤は、指通りをよくしてくれて、一見、傷んだ髪の毛もキレイに整ったかのように感じますが、シリコンが髪に蓄積されてしまうと最悪の場合、ビルドアップと言った状態になりとても厄介です。
このビルドアップについては、以前にも書いたしっかり洗い流しているのに髪の毛がギトギトの理由はシリコンの蓄積が原因でビルドアップ?で詳しく紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
消費者からすると、洗いあがりの髪の毛がきしむよりも指通り滑らかな洗いあがりの方が印象は良いですよね。
しかし、本来の髪と言うのは、洗うと髪がきしむのが正常なのです。
ところが、商品メーカーからすると、髪の洗浄だけでは商品の売れ行きが悪くなるため、シリコンを入れるようになったそうです。
実際、昔は今みたいにシャンプーとリンスだけの組み合わせで、商品数もバリエーションに富んでいなかったはずです。
ノンシリコンで昔から有名なシャンプーにメリットシャンプーがあります。
昭和生まれの人であれば、子どもの頃、当たり前のようにお風呂場に置いてあったのではないでしょうか。
このメリットシャンプーも賛否両論ありますが、ノンシリコン性で当時は髪の洗いあがりが悪く、私も子どもながらにメリットシャンプーが嫌いでした。
人間本来の髪質
実は、このメリットシャンプーのようなきしむ感覚が本来の自分の髪の性質なんです。
ただ、メーカーからすると、お客様の声として、洗いあがりの髪がきしむなどといった不評もあり、どのメーカーもシリコンを入れるようになったようです。
実際に昔は、シャンプーとコンディショナーやリンスの組み合わせでしたが、今はいつの間にか、リンスがトリートメントになっています。
リンスよりもトリートメントの方が重みがあり、たっぷりとシリコンが入っている商品がほとんどです。
ノンシリコンは掃除が楽になる
シリコン入りのシャンプやートリートメントを使い続くけていると、シリコンの吸着及び定着率が高くなり、排水溝が詰まりやすくなりました。
指通りが良いからと言って、全てのヘアケア商品にシリコンが入っていると、髪以外の頭皮にも影響が出てしまうので、シリコン入りのヘアケア商品に頼り過ぎるも考え物です。
上手に使えば静電気を抑制できる
シリコンも身体に害のない成分と認められており、シリコン自体が悪い訳ではありません。
髪の静電気を抑制するには、ノンシリコンシャンプーやトリートメントを使用した上で、シリコン入りの洗い流さないトリートメントやワックスを毛先に馴染ませるだけでも静電気を抑制する効果があります。
髪に少し重みをつけて、シリコンでコーティングすることにより、キューティクルの広がりを抑えてくれるので、枝毛がアースにならず、静電気を抑制できます。
髪の静電気を抑制する理想的な方法
髪に静電気が起こってしまうと、更に髪の毛が傷んでしまいます。
ロングヘアの女性であれば、ブルゾンやアウターのチャックに髪を挟んでしまって、毛先が傷んだと言う人もいるのではないでしょうか。
冬は着用する服にも注意が必要で、乾燥や毛先のダメージが原因で静電気を引き起こしてしまいす。
ノンシリコンシャンプー
洗髪する時に使うシャンプーは、ノンシリコンシャンプーの方が理想的です。
と言うのもシリコンは蓄積されてしまうと、頭皮の毛穴にシリコンがつまり抜け毛や白髪の原因になるからです。
本来、シャンプーは、髪を洗うと言うよりも頭皮を洗うための物なので、洗浄するのにシリコンは必要がないと言えます。
頭皮の汚れさえ落ちれば、シャンプーの役割は十分ですし、そこに余計な不純物が入る必要がないためです。
ノンシリコントリートメント
ほとんどのトリートメントには、シリコンがたっぷりと配合されています。
特に市販のトリートメントには、ほぼシリコンが入っていますし、安価な商品になるとシリコンの質も髪に残留しやすくなるため、注意が必要です。
テクスチャーでいうと、ドロッとしたようなトリートメント程、髪にシリコンが付着しやすくなります。
また、シリコンはノリのような性質もあるため、ウイルスや公害などの埃も吸着しやすくなります。
シリコン入りのトリートメントを選ぶ場合は、サラッとしたタイプのトリートメントがお勧めです。
もちろん、ノンシリコントリートメントも数は少ないものの、市販されています。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | メリット シャンプー ポンプ 480ml [医薬部外品] | 514円(税込) |
Amazon | メリット コンディショナー ポンプ 480ml [医薬部外品] | 514円(税込) |
椿のヘアオイル100%
天然100%の椿オイルは植物性のため、髪に優しく、シリコン入りのヘアオイルとは違いナチュラルに仕上がります。
ダメージケアや毛先の静電気防止にも効果的です。
塗り過ぎてしまうとべたつくので、適量を手のひらで混ぜて髪全体に馴染ませることで、静電気を抑制する効果があります。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | 大島椿 ヘアオイル 40mL | 927(税込)円 |
ノンシリコンヘアウォーター
ヘアウォーターにもノンシリコンのへアウォーターがあります。
起床時に髪の毛が静電気でまつわりつくような場合、水で濡らしても良いですが、ヘアウォーターを使って髪を落ち着かせることも効果的です。
基本的に髪の毛に静電気が起こる場合、髪内部の乾燥が原因となるため、へアウォーターでセットするとくせ毛や寝ぐせも直せますし、スタイリングもしやすくなります。
寝ぐせやクセ毛を真っすぐ直したい場合は、毛先だけを濡らすのではなく、根本からしっかりとまんべんなくスプレーすることで、寝ぐせやクセ毛の根本から真っすぐ直すことができて静電気も抑制する効果があります。
除電効果のあるヘアブラシで静電気を防止
特に冬はプラスチック製の櫛やブラシでも静電気は、起こりやすくなります。
下敷きで髪をこする原理です。
プラスチック製のブラシでも製品によっては、静電気を抑える効果や除電するブラシもあるため、一概にはプラスチック製のブラシが良くないとは言えませんが、安価なブラシの場合、静電気を発生させてしまい、ダメージを酷くしてしまうことがあります。
もし、ブラシを使うのであれば、除電効果のあるヘアブラシに変えて見るのも良いでしょう。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | 【送料無料】髪静電気除去 髪を傷める静電気を取る ヘアブラシ | 1,250円(税込) |
Amazon | 池本刷子工業 静電気除去スタイリングブラシ | 1,100(税込)円 |
猪毛(イノシシ毛)ブラシで静電気抑制
昔から、猪毛(イノシシ毛)は髪に良いとされています。
猪毛(イノシシ毛)に限らず、豚などの獣毛ブラシは良いとされているのですが、猪毛(イノシシ毛)などの獣毛ブラシは天然の油分が含まれているため、静電気が起こりにくく髪に自然な艶を与えてくれるといった効果があります。
また、猪毛(イノシシ毛)は程よい硬さがあるため、ブラッシングした際に頭皮に適度な刺激を与え血行を促進する効果があります。
頭皮の血行がよくなることで、血液が循環するため健康な髪の毛を維持できるといった効果も期待できます。
しかし、猪毛(イノシシ毛)ブラシは、とても高価です。
たまに市販のブラシで猪毛(イノシシ毛)と謳っている猪毛(イノシシ毛)のブラシであっても、数千円程度で買えてしまうような猪毛(イノシシ毛)ブラシはやめておいた方が良いです。
というのも100%猪毛(イノシシ毛)とは、限らない可能性がありますし、猪毛(イノシシ毛)とナイロンなどの混合物のブラシの場合は静電気を抑制する効果が失われます。
猪毛(イノシシ毛)ヘアブラシは高価ですが、1本あると半永久的に使えるため、下手に数千円の猪毛(イノシシ毛)ヘアブラシを購入するのであれば、数百円程度のナイロンブラシを購入する方がマシです。
猪毛(イノシシ毛)ブラシで髪の毛の静電気を抑制したいと思われるのであれば、一万円くらいはしますが、ちゃんとした猪毛(イノシシ毛)ブラシを購入する方が良いと思います。
因みに猪毛(イノシシ毛)で人気のメイソンピアソンのヘアブラシは定評があり、くせ毛などのヘアトラブルにも効果が高くお値段も結構しますが、直ぐに売り切れてしまうくらいの人気猪毛(イノシシ毛)ブラシです。
気になる場合は、下記にリンクを貼っておきますので、参考にしてみて下さい。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
楽天 | 【送料無料】MASON PEARSON メイソンピアソン ポケットブリッスル | 8,980円(税込) |
Amazon | MASON PEARSON メイソンピアソン ヘアブラシ センシティブ | 16,800(税込)円 |
シャンプーの際に髪はこすらない
シャンプーをする際に髪の毛まで、ゴシゴシと洗ってしまっている人がいますが、シャンプーの時は髪の毛をこすってしまってはいけません。
シャンプーは頭皮の汚れが落ちれば十分なため、頭皮を洗った泡がシャワーと一緒に流れることで髪の毛は表面に付着した汚れを一緒に落としてくれます。
洗浄力のあるシャンプーで、更に髪をこすってしまうとダメージや枝毛の原因となってしまい、余計に静電気を発生させてしまいやすい髪になってしまいます。
髪の毛をケアしたいのであれば、トリートメントの際に優しく髪にもみ込む程度で十分です。
マイナスイオンドライヤー
髪の毛の静電気を抑制する方法として、マイナスイオンドライヤーを使うのも有効です。
最近のドライヤーは、マイナスイオンを髪に吹き付けることができる物が多くなり、昔に比べてマイナスイオンドライヤーの価格自体も安くなってきているため、この機会にドライヤーをマイナスイオン搭載の物に変えてみるのも一つの方法です。
静電気は、体内に溜まったプラスイオンが原因で引き起こされるため、マイナスイオンドライヤーを使うことで髪表面のプラスイオンを中和させる効果があります。
その結果、髪の毛の静電気を抑制します。
髪をくくる
髪の毛が長い人は、髪をまとめておくことで、静電気の発生を抑制できます。
束にすることで、髪に重みがでるので、ダメージヘアであっても効果は期待できます。
但し、あまりにも乾燥する日は髪をまとめていても衣服の少しの摩擦だけでも静電気は起こってしまいますが、ダウンヘアよりも髪をくくることで、静電気を防止することができます。
髪の毛を必要以上に触らない
ダメージヘアが気になってしまい常に髪の毛を触っていたり、ブラッシングをしていると乾燥した冬場はダメージが悪化し静電気の元となります。
髪の毛のダメージを進行させないためにも極力髪を触ることを控え、どうしても気になる場合は、手くしで整える程度にとどめておくように心掛ける必要があります。
部屋を乾燥させない
冬は乾燥する上に暖房器具をつけますが、温かい空気と言うのは上に流れるため、手足よりも頭皮や髪の毛の方が乾燥し静電気が起こりやすくなります。
実際に冬になるとフケが増えると言った人もいますが、それも頭皮の乾燥によるものです。
そのため、加湿器があれば加湿器を使うことも良いですが、加湿器によるウイルスの拡散も問題視されていることから、お勧めなのは濡れたタオルを部屋に干しておくだけでも湿度が上がり静電気を抑制することができます。
わざわざ、タオルを濡らさなくても洗濯物の半分を部屋に干すなどの対策も髪の静電気を抑えるには有効ですし、湿度が上がることで体感的にも温かく感じられますので、お勧めです。
静電気防止のヘアゴムを使う
髪に静電気が起こる理由に髪の毛に電気が帯電することで、静電気が発生してしまいます。
そのため、静電気を除電し続けることで、髪の毛の静電気を発生しにくくさせることができます。
静電気を除電できるヘアゴムもあるので、そういったヘアゴムを使ってみるのも一つの方法です。
静電気防止するヘアゴムは髪の毛だけではなく、手首につけることでも効果が期待できますので、髪が長くない人でも手首につけることで、ドアノブなどの嫌な静電気から守ることができるためお勧めです。
静電気除去ヘアゴム
ほとんどの化粧品やヘアケア商品にシリコンが含まれている
ヘアケア商品だけに限らず、ほとんどのスキンケア商品やコスメにもシリコンは使用されています。
成分表記では、シリコンと言った表記で明記されていないため、ほとんどの人は気がつきませんが、例えば、ハンドクリームやスキンケアに万能と言われているニベアの青缶にもシリコンは使用されています。
もちろん、シリコンにも色んな種類があるため、どの程度肌や髪に影響するのかは、使われているシリコンにもよります。
まとめ
ノンシリコンシャンプーを使うと静電気が起こる理由などについて紹介しましたが、冬の静電気で髪が傷んでしまうのは避けたいところです。
必ずしもノンシリコンシャンプーに変えたからと言って、ノンシリコンシャンプーが原因とは限らないため、ここで紹介したことを参考にして下さい。
100%静電気を防止することはできませんが、少しの気遣いで髪の毛の静電気を防止することができるので、一度、試されてみるのも良いかもしれません。
冬は衣服の組み合わせの悪さだけでも静電気が起こってしまうため、ヘアケア剤以外にも静電気が起こりやすい体質だったりしますので、生活習慣やファッションの組み合わせも考えてみられると良いです。