使わなくなった化粧品コスメの再利用
メイクコスメは、流行りのカラーがあるため、手元に使わないコスメが増えていく人もいるのではないでしょうか。
アイシャドウであれば、色も豊富で、つい、新色を試してみたくなることも多いかもしれません。
ただ、使わなくなったコスメの再利用で、美容代も浮かすこともできます。
本来の使い方から、外れるような再利用方法もあるかもしれませんが、捨てるつもりであれば、今回、紹介する記事を参考にしてみてください。
因みに美容代の節約方法については、美容代やサロン代を見直したい!賢くコスメ代用品を活用する節約方法を紹介!で紹介していますので、併せて参考にしてみて下さい。
化粧水の再利用
基本的にコスメには、使用期限があります。
特に化粧水は、開封後から遅くとも、半年以内には使い切りたいところです。
それでも、肌に合わないとの理由から、使い続けることができないという人もいると思います。
そういった人のために、使わなくなった化粧水の再利用法をいくつかご紹介します。
ハンドクリームの代わり
顔の皮膚は薄いため、顔では合わなくても手であれば、化粧水を再利用できる場合もあります。
あまりにも肌に合わない場合は、お勧めできませんが、多少、肌に合わないくらいであれば、使わなくなった化粧水とワセリンを手に取り混ぜるだけで、ハンドクリームとして再利用できます。
また、ワセリンの代わりにニベアの青缶と混ぜて使うのも良いです。
他にも手持ちのハンドクリームに混ぜて使うこともできます。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | ニベア クリーム 大缶 169g | 436円(税込) |
楽天 | 花王 ニベア クリーム 青缶 (169g) | 498(税込)円 |
室内乾燥ミストとして再利用
もし、肌トラブル以外が原因で使わなくなった化粧水があればスプレーボトルに小分けし乾燥予防として、空気中に散布する目的で使用するのもお勧めです。
他にも香りが特徴的な化粧水であれば、スプレーボトルに小分けして使用後のトイレの後に空中に散布し、化粧水を再利用して使うこともできます。
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | スプレーボトル 旅行用詰め替え容器 100ml(3本セット) | 659円(税込) |
楽天 | 日本製 スプレーボトル 100ml アルコール対応 | 539円(税込) |
入浴剤として再利用
こちらも肌トラブルの原因がなければ、お風呂の入浴剤としても使用することができます。
コップに半分程度の化粧水をお風呂に混ぜて使用することで、化粧水の効能を期待できます。
冬であれば肌の乾燥が気になると思いますので、化粧水を再利用することで化粧水の保湿成分で多少の潤いを補うことができます。
加湿器
肌のトラブルで使えなくなった場合、化粧水を加湿器に混ぜて使うのもとても良い方法です。
化粧水には、アルコールが含まれている化粧水が多いため除菌代わりとして、加湿器に化粧水を入れてあげることで、保湿効果や殺菌効果が期待できます。
加湿器に使用する場合は、水:9 化粧水:1くらいを目安として下さい。
余りにも大きな加湿器であれば、使用する化粧水の量も多くなるので、直ぐに使い切ることができます。
掃除で再利用
アルコールが入っているタイプの化粧水は、除菌効果があります。
綿棒などに使わなくなった化粧水を染み込ませ、サッシなどの細かい部分の掃除用品としても使うことができます。
年末の大掃除の時には一役買ってくれますので、使わなくなった化粧水は大掃除まで置いておくのもお勧めです。
乳液の再利用
化粧水と同様に肌に直接、塗る乳液も消費期限が過ぎてしまうと肌荒れなどの肌トラブルを起こすことがあるため、極端に消費期限が過ぎてしまった乳液を使うのは考え物ですが、使わなくなった化粧水を再利用して最後まで使えるので、ちょっとした節約につながります。
ボディークリームに再利用
極端に消費期限が過ぎていたり変色してしまっている場合はお勧めできませんが、少々消費期限が過ぎている場合であれば、ボディークリームとして再利用が可能です。
できるだけ、肌が露出する部分に使うのではなく、くるぶしやかかとなどの日に当たらないような箇所のボディークリームとして使うことで、角質が柔らかくなり、黒ずみやひび割れのをケアできます。
夏場は肌の露出が多いため、消費期限が過ぎてしまった乳液を使うと乳液が酸化しまっているなどで、日焼けの原因やシミの原因にもなりますので、ボディークリームとして使う場合には使用する箇所に要注意ですが、日に当たらない箇所だと保湿もできるため乳液を再利用できてお勧めです。
メイククレンジングに再利用
乳液には油分が含まれるため、メイククレンジングとしても使えます。
コットンに乳液を付けて、拭き取るだけでキレイにメイクを落とすことができます。
消費期限が過ぎてしまった乳液でも、その後、直ぐに洗顔するので、特に問題もなく乳液を再利用できてお勧めです。
但し、しっかりとしたアイメイクの場合は乳液だけでは落ちにくいので、併せてクレンジングする必要があります。
ナチュラルメイクさんには、丁度良い感じで、メイクオフできます。
革製品の汚れやお掃除にも有効
革製品やPUレザーと言った合成皮革のアイテムの汚れを拭き取るにもとても有効です。
実際にワセリンを使い革製品の汚れが落を落とすことができます。
乳液の場合、ワセリン程の粘り気がありませんが、同じような汚れを落とす効果があります。
特にキーケースやコインケースなどの小銭入れの汚れは油分で拭き取ることで、ある程度キレイに汚れを落とす ことができます。
キーケース以外にも靴や鞄などの表面の汚れを拭き取るにも有効です。
靴磨きがない場合などにも再利用することができるため、消費期限が過ぎてしまった乳液でも安心して、再利用することができます。
更に乳液によっては化粧水同様にアルコールが含まれている乳液もあるので、ちょっとした除菌効果も期待できます。
メイクアップコスメの再利用
チークやアイシャドウを買ってみたものの、思っていたイメージのカラーと違う場合があります。
実際に手に取るよりも顔に載せてみないとわからないのが、メイクアップコスメです。
どこかに眠っているコスメがあれば再利用して復活させることができますので、ここではメイクアップコスメの再利用方法を紹介します。
チークの再利用
使わなくなったチークを粉状にし、持っているアイシャドウなどに混ぜて使います。
チークは、アイシャドウとして、再利用できます。
まず、削った余ったチークを入れるための容器を用意します。
その容器にカッターなどで、チークを削り粉状にしていきます。
色が薄くて使えないチークの場合、濃い目のチークを混ぜるか、ブラウン系のチークかアイシャドウを足します。
色の加減は調整しながら、途中でお肌に乗せるなどして、好みの色に近づけていきます。
自分好みのカラーになれば、密封できる袋に入れて保存します。
または、使い切ったアイシャドウパレットがあれば粉上にしたチークを入れ、上から指でしっかりと抑えつけることで、パレットとしても使えます。
また、色が濃い過ぎて使えない場合は、薄いパール系のハイライトやパープルのハイライトを混ぜると程よく色が薄くなります。
チークをグロスや口紅代わりにする
粉状にしたチークに、ワセリンと混ぜれば、口紅の再利用としても使えます。
チークに使用されるカラーは、血色を良くするためのカラーを使用している場合がほとんどです。
そのため、口紅やグロスの再利用に適しています。
マスカラの再利用
一度、使い切ったマスカラで色が付かなくなったマスカラがあるのであれば、復活させて再利用させることもできます。
復活させる方法は、50~60度程度のお湯をカップに注ぎその中に使えなくなったマスカラを入れます。
その後、数回程度、マスカラをカップの中で回してから、10分程度マスカラをそのままお湯に浸けたまま放置し取り出すとマスカラを再利用して復活させることができます。
容器の周りに残っていたマスカラが温めてかくはんさせることで、マスカラが復活し綺麗に無駄なく最後まで使い切ることができます。
マスカラブラシの再利用
最後まで使い切ってしまったマスカラをそのまま捨てずに取っておくことで、眉ブラシやまつ毛などの毛並みを整えるのにも役立ちます。
マスカラブラシをマスカラから取り出し、メイク落としでブラシと柄の部分をキレイに拭き取りお湯で洗浄します。
そうすることで、スクリューブラシとしても使えますし、アイブロウブラシとしても再利用できます。
ちょっとしたメイク直しの際にも意外と重宝するので、お勧めです。
アイシャドウの再利用
使わなくなったアイシャドウもチークと同じように粉上にし、再利用します。
パレットの四隅に残りったアイシャドウが、使いにくい場合もこの機会に粉上にしてしまいましょう。
チークと同じように他のカラーと合わせるとで、新しいカラーを作ることができます。
アイシャドウとワセリンで再利用
使わなくなったアイシャドウを粉々にし、透明のポリ袋に入れワセリンを少量追加し一緒に混ぜ合わせることでクリームタイプのアイシャドウに変身させることができます。
もし、アイシャドウの色が濃いなどの理由で使わなくなっているのであれば、薄いカラーのアイシャドウと一緒に粉上にし、ワセリンと混ぜ合わせることで、アイシャドウのカラーを薄くするなど調整もできます。
粉上になったアイシャドウとワセリンを混ぜ合わせる際に油分が足りないと感じた場合は様子を見ながらワセリンを少しづつ追加して、程よいテクスチャーになるまで混ぜ合わせると良いです。
ネイルカラーに再利用
使わなくなったアイシャドウの残量が多い場合、クリアカラーネイルに混ぜて使用することで、ネイルカラーとして使えます。
クリアカラーのネイルがない場合、100均で安く手に入れることができますし、ラメの入ったアイシャドウであれば、つまようじを使いネイルカラーのアクセントとして、再利用することができます。
チークとして再利用
ピンク系やオレンジ系のアイシャドウはチークとしても再利用することができます。
チークの色が足りない場合や、ポーチにコスメが入らない場合もピンク系やオレンジ系のアイシャドウを一つ入れておくことで、チークとしても再利用できるので、ポーチがかさばらずお勧めです。
黒系や茶系アイシャドウの再利用
パレット上のアイシャドウの場合、薄いカラーは早く無くなるのに濃いカラーのアイシャドウは全然減らないと言った経験はありませんか?
このような場合、眉ペンシルの代わりに使うこともできます。
眉は毛が毛が生えているので、直接、肌に触れにくいため、使用期限が過ぎていてもアイブロウとして、長く使うことができます。
最近では、パウダー入りの眉ペンシルも売られているため、アイシャドウを再利用することで、同じ効果が得られますし、茶系や黒系のアイシャドウを使うことで、パウダーなので、自然な仕上がりになります。
眉ペンシルと違い、パウダーを眉に置いていくことで、付きすぎず、色を上手くコントロールしながら調整できます。
実際に私も余った茶系のアイシャドウをアイブロウとして、愛用しています。
アイブロウとして使用する際は粉上にする必要はなく、硬めのアイシャドウブラシでも構わないので、そのまま眉に置いていくだけです。
微調整として、手持ちの眉ペンシルで、眉先だけ整えれば完成です。
因みに、メイクする際にいつもと同じメイクなのにも関わらず、メイクのりが悪いと感じる場合、もしかすると、メイクツールの汚れが原因の可能性があります。
メイクツールが汚れてしまっていると、雑菌が繁殖し肌トラブルにもなりますので、要注意です。
また、化粧ノリについては、以前に書いた化粧ノリが悪いのは肌でもファンデーションのせいでもない?!メイク道具のメンテナンス方法で紹介していますので、そちらも併せて参考にしてみて下さい。
口紅の再利用
あまりにも購入してから古い口紅だとお勧めできませんが、油が分離していない状態の口紅や色が合わなくて使っていない口紅があるのであれば、顔の血色を良くするためのカラーとして再利用することができます。
口紅はくすみ消しに再利用
化粧下地を塗った後にクマやシミなどのくすみがある頬上にポンポンと肌に乗せ馴染ませてから、ファンデーションでカバーすることで顔の血色が良くなる効果があります。
特に真っ赤な口紅は、クマ部分に赤い口紅を塗ることで綺麗にクマが消えるため、プロのメイクアップアーティストもこの方法を活用しています。
シルバーアクセ磨きに口紅を再利用
口紅には適度な油分と水分が含まれているため、シルバーの汚れを落とす効果があります。
口紅をティッシュにつけて、気になるアクセサリーの汚れを落としていくだけの単純作業です。
細かい箇所は必要に応じて綿棒や爪楊枝にティッシュを巻き付けて、こすることで綺麗に汚れが落ちます。
シルバー専用のポリッシングクロスや研磨剤を購入する必要もなく、簡単に汚れを落とせて口紅を再利用することができるので、一度、試してみると良いでしょう。
特に口紅は、酸化しやすいので、匂いや色が変色してしまった口紅は使わずに再利用して使ってみる方が良さそうです。
手に付いた油性ペンを落とす
誤って手に油性ペンがついてしまった経験がある人も多いと思いますが、口紅を再利用することで手についいた油性ペンの汚れも簡単に落とすことができます。
通常、石鹸だけでは、何回か手を洗わないと手についた油性ペンの汚れはなかなか落ちませんが、油性ペンがついた箇所に口紅を直接塗りつけてから手を洗うことで簡単に汚れを落とすことができます。
ファンデーションの再利用
ファンデーションのカラーが思う色と違う場合、そのまま使わなくなってしまっているファンデーションがあれば、上手に再利用して使うことができます。
プレストパウダーとして再利用
まず、ファンデーションを砕いてしまい粉状にしてしまいます。
粉上にしたファンデーションをベビーパウダーに混ぜるとで、色を調整する事が出来ます。
ベビーパウダーを多めに使用することで、プレストパウダーとして再利用できます。
香水の再利用
香水もあまりにも古くなってしまうと、肌に直接つけることはお勧めできません。
古い香水は、アルコールを含むため、日焼けの原因になりやすいためです。
プレゼントとして、もらった物でも、自分の好みに合わなければ、なかなか使う機会がないものです。
ただ、香水は再利用できる場面が多いアイテムなので、紹介していきます。
芳香剤として使う
古い香水をに肌につけるのには、抵抗あります。
その場合、ポプリなどに染み込ませお部屋の芳香剤にしたり、トイレに置いて再利用すると良いです。
トイレットペーパー
使わなくなった香水をトイレットペーパーの芯に少し吹きかけるだけで、ペーパーを巻き取る度に良い香りがします。
但し、トイレットペーパーに直接、香水が掛からないように注意が必要です。
来客時にも一役買ってくれるアイテムなので、一度、試してみると良いと思います。
タンスや下駄箱の臭い消しに活用
香水をコットンに含ませ、タンスや下駄箱に入れておくだけで、開ける度に良い香りが漂います。
また、香水をコットンに含ませた物を、下着を入れている引き出しに入れておくとほのかに香りがつきますので、お勧めです。
また、使わなくなったガーゼやハンカチがあれば、それを使い香水を染み込ませておくのも良いでしょう。
紙やしおりに活用
紙やしおりにも香水を浸み込ませ、バックや、ポーチの中に入れておくと、開ける度に良い香りが漂います。
女子力も上がるので、デート前には、準備しておきたいアイテムかもしれません。
ヘアコロンとして
古くなった香水も髪であれば、ヘアコロンとしても使えます。
但し、香水にはアルコールが含まれているため、地肌には直接つけないようにして下さい。
また、そのままつけるてしまうと髪を痛めてしまう原因となります。
できるだけ香水を水で薄めたり、髪の毛から遠い位置で振りかけるなど調整するように使用することが大切です。
車の芳香剤
車を運転する人なら、車の芳香剤を購入している方も多いと思います。
車の芳香剤は消臭効果が高いため、それはそれで良いと思いますが、古くなった香水を車の芳香剤として使用するのも良い再利用方法です。
香水の匂いが強くて気になる場合は、事前に薬局でアルコールを購入しておいて下さい。
因みにアルコールは高くても500円以内で購入できます。
香水とアルコールを混ぜるだけで、香水の匂いが弱くすることができます。
紙にしみ込ませたり、臭いが殆どしなくなった芳香剤の容器に入れておくだけで、車の芳香剤として、再利用できます。
使わなくなった化粧品コスメの買取りと寄付
使わなくなった化粧品コスメの再利用方法を紹介しましたが、それでも使わないと言った化粧品コスメは寄付や買取りで再利用してもらうこともできます。
因みにシャネルやディオールなどの高級ブランドコスメは使用済みであっても買取りの際に値がつく場合も多いようなので、捨ててしまう前に買取り査定を出してみると良いと思います。
使用済みの化粧品コスメでも買取りや寄付ができる企業をいくつか紹介しておきますので、参考にしてみてください。
化粧品コスメを寄付できるサイト
- アジアリサイクル貢献活動
アジアリサイクルでは東南アジアなどの孤児院で恵まれない人々に物資を届ける活動をしている団体です。
不要だと思っているような物でも世界には必要としている人達が多くいるため、使わなくなった化粧品コスメも寄付できるそうです。
細かい詳細については、リンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。 - きふらく
こちらのサイトは寄付してもらいたい化粧品メーカーを指定していますので、使わなくなった化粧品コスメブランドが該当するかを確認されてみた方が良いです。
細かい詳細については、リンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
化粧品コスメ買取りできるサイト
- RE-Life Club
使わなくなった化粧品コスメ以外にも美容系サプリや美容関連商品を買い取りしてくれるサイトです。
更にテスターやサンプルについても買取りして頂けるそうなので、使っていないサンプルコスメがあれば一緒に買取り査定してもらってみるのも良いかもです。
細かい詳細については、リンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。
まとめ
使わなくなったコスメを捨てる前に再利用できるかどうかの判断をすることで、節約にもつながります。
また、人気の高いコスメであれば、中古コスメでもフリマでアプリで売れたりするので、一度、出品してみるのもお勧めです。
特に需要の高い人気カラーであれば、思った以上に値段がつくこともあります。
化粧水や香水は、アルコールが入っているので、使用用途がとても多くあります。
もし、ご自宅に眠っている香水があれば、紹介した内容を参考にしてみてもらえると、とても嬉しいです。