デパートコスメ(デパコス)とプチプラコスメって何の違い?
久しぶりにデパート(百貨店)の化粧品売り場に行ってみて、改めて思ったことが、デパートコスメ(デパコス)とプチプラコスメって何が違うのかです。
女性であれば、誰でも一度は感じたことのある感覚だと思います。
基礎化粧品の場合であれば、直接、肌につける商品なので、違いを感じやすいと思います。
ただ、正直、今まで一度もメイクアップコスメで効果の違いを感じたことは、あまりありませんでした。
そこで、デパートコスメ(デパコス)とプチプラコスメに違いについて、紹介していきますので、参考にしてみて下さい。
何故、デパートコスメ(デパコス)は高いのか?
デパートコスメ(デパコス)の中でも特にメイクアップコスメは価格の割には、満足でないと思った経験はないでしょうか。
私もそのうちの一人です。
デパートコスメ(デパコス)は、全体的に価格が高いため、効果に期待したいところです。
特にシャネルやディオールなどのハイブランドコスメは、値段がとても高いです。
実はこれ、デパートコスメ(デパコス)が高い理由として、百貨店コスメの売りは中身ではないということなのです。
その理由を具体的に細かく紹介していきます。
デパートコスメ(デパコス)の化粧品のパッケージコスト
何故、デパートコスメ(デパコス)がとても高い理由に、ほとんどが、広告料や人件費などのショップのテナント代に費用が掛かっているからです。
デパートコスメ(デパコス)の化粧ケースやパッケージは、とても目を引くようなデザインのケースが多いです。
高級感があり、そのブランドのこだわりなどが、メイクアップコスメのケースに現れています。
その反面、プチプラコスメは、パクトケースなどのケースは、シンプルなデザインの商品が多いようです。
実は、デパートコスメ(デパコス)の化粧品ケースには、高額なお金が掛かっています。
では、この化粧ケースのどこにお金が掛かるのかですが、まず、化粧ケースを大量生産しようとすると、必ず、金型と呼ばれる化粧ケースの型が必要になります。
この金型は、お洒落でこだわったデザインの型にしようとすればするほど、コストが掛かります。
もちろん、デザインにもよります。
ですが、少なくても数百万円~2、3数千万など幅は広いようですが、金型一つでもこんなにコストが掛かります。
そこにデパートコスメ(デパコス)が高い理由が隠されているのです。
一方で、例外として、ディオールやシャネルなどの高級コスメのパクトケースはシンプルなデザインです。
このようなハイブランドは、デザインよりも知名度のために価格を下げず、オリジナルのブランド名だけで勝負しています。
よって、知名度だけでも十分にお金を取れるため、金型にコストを掛ける必要がないのです。
デパート(百貨店)への参入はコストが掛かる
私は、20代の頃、百貨店で勤めていた経験があるため、百貨店の内情も少しは把握しています。
その立場でお伝えすると、化粧品売り場に限らず、どこのブランドもメーカーも百貨店への出店を目指しています。
ただ、百貨店に出店となると、テナント代として、各ブランドメーカーが、百貨店に出店代として、場所代を支払わなければなりません。
この場所代いわゆる、テナント料のコストがとても掛かります。
しかも、有名百貨店の化粧品売り場ともなれば、高額なテナント料を支払う訳です。
更に同じ化粧品売り場でも、どこの場所でお店を構えるかで、売れ行きも左右します。
例えば、シャネルやディオールなどが良い例かと思いますが、このような高級ブランドコスメは、必ず、お客さんからしても目に入る位置に出店している場合がほとんどです。
店員さんに場所を聞かなくても、化粧品売り場に行けば、ある程度は目に飛び込んで来る位置に出店されているはずです。
このような場所に出店している化粧品メーカーは、テナント代も一等地になります。
となると、おのずと高い金額を支払って、百貨店に参入しなくてはいけません。
デパート(百貨店)の化粧品売り場は激戦区
化粧品売り場の出店場所は激戦区です。
百貨店にお店を展開するメリットには、他の商品を買うついでに立ち寄ってもらいやすくなります。
立ちより効果を期待するならば、お客さんに目につきやすい場所に化粧品ブランドを展開しないと意味がありません。
特にエスカレーター付近や出入り口付近です。
そうなると、同じフロア内でも、どこの位置に出店するかで、テナント代が変動します。
テナント料は広さや百貨店でも変わってきますが、知名度のある百貨店に出店するには、コストも高くなります。
そのため、デパートコスメ(デパコス)には、私たちが知り得ないところで、コストが掛かるため、化粧品自体の価格も高くなります。
無料サンプルにコストが掛かる
デパート(百貨店)で化粧品を買うメリットの一つに、無料サンプルをもらえることです。
特に季節の変わり目に化粧品を買うといつもよりも少し多めにサンプルをもらえたりします。
化粧品を買って、更にサンプルも貰えるので、凄く嬉しい気持ちになりますが、そのサンプル品にもコストは掛かっています。
もちろん、百貨店以外に出店している、化粧品メーカーも無料サンプルを作ってはいます。
ですが、圧倒的に百貨店でコスメを購入した際には、新色の案内や無料サンプルをくれる場合が多い傾向にあります。
そして、購入したことのない化粧品メーカーでもカウンターに行き、一度、試してみたいと言えば、サンプルをもらえたりもします。
こういったことから、百貨店コスメは、常備ある程度のサンプル品を用意しています。
そのため、サンプルにも百貨店コスメは、コストを掛けているのです。
無料サンプル品に入っている成分の方が良い?
無料サンプルを1回だけ使ったとしても、なかなか効果が分からないと言う人も多いかと思います。
そのため、通常の商品よりも無料サンプルの方が、中に入っている成分が良かったりします。
その理由には、どの化粧品メーカーとか、一概に言えませんが、これは、無料サンプルをわざわざ配ってサンプル品にコストが掛かるのなら、サンプル品1回で効果を実感してもらうため、また、買いに来てくれる確率が少しでも上がるようにという計算からです。
1回で実感してもらうためには、無料サンプルに入れる成分を通常の商品よりも多く配合していたりします。
同じようにコストが掛かるなら、配合する成分を少し高くすることで、1回の使用だけでも効果を感じやすくなります。
そう考えると、通常商品の配合率で、2回~3回分のサンプル品を配布するよりも、1回分だけでも十分に効果を感じてもらう方が、結果的にコストを抑えることができるといった効果が期待できます。
顧客からすると、1回で効果を感じたのだから、とても良い化粧品だと錯覚しやすくなります。
こういった点からも、デパートコスメ(デパコス)には、新規顧客獲得の戦略が無料サンプルに秘められています。
その他の理由としては、無料サンプルを配ることで認知度の向上が可能になります。
例えば、誰でも知っている有名化粧品メーカーであっても百貨店の中で無料サンプルを配っている場合があります。
誰でも有名化粧品メーカーで有れば、誰もが認知しているので、無料サンプルなど必要ないと思われがちですが、化粧品にも流行りがあるので、新しくパッケージをリニュアールした場合などは、有名化粧品メーカーであっても認識されにくい場合があります。
そこで、無料サンプルを配ることで、新製品の使用感であったり、パッケージの認識やブランドを再認識してもらうために無料サンプルを配ります。
そうすると、無料サンプルとは言え、かなりのコストが掛かってくるため、デパートコスメ(デパコス)は自然に価格が高くなります。
デパートコスメ(デパコス)と人権費
次に人件費です。
この人件費はかなり大きいです。
プチプラコスメには、レジの店員さんしかいない場合がほとんどです。
ただ、デパートコスメ(デパコス)は、店員さんが綺麗にお化粧をし色々と私たちにアドバイスしてくれます。
とても親切でVIPな気持ちになりますが、コストは相当掛かっています。
ブランド専用の紙袋や包装紙
デパート(百貨店)で化粧品を買うと、そこのメーカーの紙袋に商品を入れてくれます。
とても、デパートコスメの紙袋はしっかりとしており、丈夫で質の良い紙袋を使用しているケースがほとんどです。
ここでも、コストが掛かっています。
例えば、プレゼント包装を希望すると、そのブランドの包装紙で包んでくれたり、場合によっては、リボンも掛けてくれます。
リボンやシールなどにもコストが掛かる訳です。
マーケティングに掛かるデパートコスメ(デパコス)のコスト
デパート(百貨店)に参入しているコスメブランドは、売り上げにとてもシビアです。
特にあまり知名度のないコスメブランドは、店頭での売り上げも更に厳しくなります。
売上がそぐわないと、百貨店側から退店を言い渡される場合があるようです。
実際に少し前まで、百貨店に入っていたコスメブランドが、2、3ヶ月もすると、撤退しているケースもよくあります。
そのくらい、百貨店ブランドとして生き残るのは容易ではないのです。
そこで、何故、百貨店側から、撤退命令が出るのかですが、百貨店も他のテナントと共同で相乗効果で百貨店全体の売上向上を狙っています。
そのため、百貨店側からして、相乗効果が狙えないような場合は、百貨店全体の売上に足を引っ張ることになります。
テナント料を滞納していたら、話はわかると思うかもしれませんが、テナント料を滞納していなくても、ブランドメーカーに知名度がないとそもそも百貨店に立ち寄ってくれるお客さんの分母が減ってしまいます。
そうなると、ついで買いを百貨店でしてもらえる確率が減ってしまうため、撤退命令を言い渡されてしまうのです。
そこで、百貨店ブランドとして生き残るには、各メーカーは市場調査やマーケティング、販売戦略と言った方法で生き残るしかありません。
特にデパート(百貨店)で販売し売上を伸ばしていくには、百貨店に来店するお客さんの層などを分析する必要もあり、商業施設でのマーケティングとは別のターゲット層を狙う必要があります。
また、広告や宣伝と言うのも販売戦略にです。
広告や宣伝をすると、更にコストが掛かり、人件費もまた増えてしまいます。
芸能人を起用したデパートコスメ(デパコス)広告
プチプラコスメやデパートコスメ(デパコス)に問わず、芸能人を起用した宣伝広告を行います。
芸能人だけにとどまらず、インフルエンサーを起用した宣伝広告もマーケティングの一部ですが、特にデパートコスメ(デパコス)で起用する有名人の宣伝広告には膨大な費用が掛かります。
外資系のデパートコスメ(デパコス)であれば、起用する有名人も国際的に人気なモデルさんやハリウッドスターも登場します。
そういったコストがデパートコスメ(デパコス)が高い理由の一つです。
芸能人の起用と一言で言ってもイメージランクがつきまとうため、高級コスメであればある程、そのブランドに合った芸能人を起用するため、タレントに支払う金額も大きくなりますし、チラシを作るだけでも印刷代などの宣伝コストが掛かります。
デパートコスメ(デパコス)には、イメージ戦略がとても有効に働くため、例えデパートコスメ(デパコス)の成分がプチプラコスメと大差がなかったとしても購入に至ってしまう人間の心理が働きます。
多くのコストがデパコスには掛かっている
上記で紹介したように、多くのコストがデパートコスメ(デパコス)には掛かっています。
そのため、デパートコスメ(デパコス)は、化粧品価格自体を上げるしかなくなります。
確かに、デパート(百貨店)で化粧品を買うととてもに満足した気分になったり、綺麗になれる感じがしたりします。
それだけ、デパート(百貨店)での買い物は、雰囲気も相まって、テンションがあがります。
その背景には、化粧品メーカー側の販売戦略だったりする訳です。
捉え方次第とも言えますが、デパートコスメ(デパコス)を買った後の高揚感や満足感は、商品を買うことで、得られる副産物とも言えます。
結局、プチプラコスメと変わらないのか?
さて、プチプラコスメとデパートコスメ(デパコス)の中身の成分が一番、気になるところかと思います。
初めに紹介した通り、結局のところ、大差なしです。
デパートコスメ(デパコス)は、中身の成分よりも、その他に掛かるコストが高価です。
全くと言って言い程、大きく差がないのは事実です。
とはいえ、細かい部分まで掘り下げていくと、デパートコスメ(デパコス)とプチプラコスメで全く差がない訳でもないので、その点を紹介していきます。
デパートコスメ(デパコス)は使用感が違う
成分の内容自体は、プチプラコスメと大差がないと書きましたが、あえて違いを探すなら、使用感が違うことではないでしょうか。
その背景には、プチプラコスメとほぼ同じ成分を使用していても、美容成分配合と謳っていたりします。
実際にテクスチャーも良かったりします。
ですが、その反面で薬品を使い使用感を良くしていたりします。
なので、あまり肌自体に効果が期待できないのは、否めないところとも言えます。
ラメ感やパール感が違う
ラメやパールのボリュームの違いはあります。
ラメやパールの入ったコスメがお好きじゃない人は、ピンッとこないかもしれませんが、デパートコスメ(デパコス)で違いを感じるポイントです。
実際にプチプラコスメに比べて、贅沢にラメやパールなどが入っている場合があります。
とはいえ、ラメやパールと言っても原価は殆ど掛からないので、プチプラコスメで満足できる人は、デパートコスメ(デパコス)こだわらなくても良いような気はします。
しかも、最近では、海外コスメも非常に人気です。
プチプラコスメでも海外コスメの場合、とても贅沢にパールやラメを配合していたりします。
アイシャドウの場合、素肌に直接的に塗る訳ではないので、海外のプチプラコスメでも十分です。
消費期限を意識したコスメ選びが大切
価格よりも消費期限を意識したコスメ選びが大切です。
デパートコスメ(デパコス)もプチプラコスメも開封してから、消耗するまでの消費期限があります。
これは、値段が高いから、どうこうの問題ではありません。
もちろん、食品ではないので消費期限がパッケージに印字されている訳ではありませんが、天然のオーガニックを謳っているようなコスメで有れば無添加となり防腐剤を使用していないので、開封後はなるべく早く使用するのが好ましいです。
特に化粧水や乳液のような肌に直接つける商品は、開封後から時間が経っていると肌に悪影響です。
そういった点も意識して、デパートコスメ(デパコス)かプチプラコスメかを選択するのも一つの方法です。
アイシャドウやファンデーションの消費期限
特に消費期限が分かりにくいのは、アイシャドウやファンデーションといった商品です。
確かに私も母親から譲ってもらったチークがなかなか減らないので、もう3年以上は使っています。
本来は、こういった使い方はお肌にとってよくないのですが、勿体ないと思いつい使ってしまっています。
皆さんもそういった経験があると思います。
個人的には消費期限を意識して、常にフレッシュな状態でコスメを使いたいと思うのであれば、プチプラコスメの方が値段も安く古くなっても高い化粧品よりも処分するのに気兼ねなく処分できるので、そういった意味ではプチプラコスメは良いでしょう。
アイシャドウやファンデーションの粉ものも、できれば開封後は半年以内に使い切るのが良いとされています。
そういった消費期限のことも念頭において賢くコスメを使い分けすることも大切です。
もし、使わなくコスメが手元にあり、コスメの再利用に困っている場合は、コスメを捨てずに再利用できる方法を以前の記事の捨てないで!使わなくなったコスメを上手に再利用で賢く節約するに書いてますので、良ければ参考にしてみて下さい。
マスカラやアイライナーの消費期限
一方で、マスカラやアイラインは消費期限をそこまで気にしなくても良いコスメと言えます。
但し、マスカラやアイライナーの場合は時間が経ちすぎると中で乾燥しダマになりやすいので、消費期限よりも前に使えなくなるパターンの方が多いですが、唯一、デパコスでお金を掛けて購入するなら、アイライナーやマスカラはお勧めです。
というのも、アイラインの筆の堅さやマスカラのブラシ、また開封してから使用する際にキャップの締まりが良いので、比較的長持ちします。
長持ちすると言っても使い方次第ではありますが、プチプラコスメに比べるとやはりコストが掛かっている分、使用感や筆の質が違うのは一目瞭然です。
特にアイライナーの場合、メーカーにもよりますが液体がなくなった場合、カートリッジ式で出来ている商品はカートリッジだけ購入することができるので、2回目以降の買い物は少し安くで購入することができます。
詰め替え式のあるタイプのアイライナーを選ぶのもデパートコスメ(デパコス)を買うメリットと言えるでしょう。
デパートコスメ(デパコス)もプチプラコスメをどこで選ぶか
色んな所にコストが掛かっているデパートコスメ(デパコス)ですが、プチプラコスメにもコストが掛からない訳ではないです。
プチプラコスメは、必要最低限にコストを抑えているだけなので、プチプラコスメでも十分だと思います。
デパートコスメ(デパコス)は、原材料などはプチプラコスメと変わらないですが、美容部員さんが的確にその人に合う色を見てくれたり、色んなアドバイスをしてくれたりします。
それにデパートコスメ(デパコス)のメーカーで、一式コスメを揃える楽しみもあります。
なので、一概にデパートコスメ(デパコス)を否定する訳ではありません。
お金にゆとりがある時だけ、デパートコスメ(デパコス)を試してみるのもメイクの楽しみ方の醍醐味と言えます。
流行りのメイクや流行色が分かりやすいデパートコスメ(デパコス)
デパートコスメ(デパコス)を見ると、その年の流行色など最新情報がすぐに視覚的にわかります。
また、店員さんのメイクを見て、私もこういうメイクしたいと思い参考にすることもできます。
流行の色やメイクをいち早くゲットしたい場合は、百貨店で化粧品を買うのもメイクの楽しみ方の一つです。
デパコスは色が豊富
デパートコスメ(デパコス)とプチプラコスメが違う理由の一つにカラーバリエーションの豊富さがります。
デパートコスメ(デパコス)の場合、売り場も広いので、余程のことがない限り自分の欲しいカラーなどが見つかりやすいです。
それに百貨店コスメの強みとして、スタッフのサービスが非常に良いため、仮に自分が欲しい色が品切れしている場合でも他の店舗に問い合わせして在庫の確認もしてくれます。
スタッフの行き届いたサービスをこちらから申し出しなくても、スタッフが気を利かせて在庫の確認を他店に問い合わせしてもらったという経験がある方も多いと思います。
こういった気の利くサービスは百貨店で買い物をするメリットと言えるでしょう。
最近のプチプラコスメはかなり優秀
最近では、デパートコスメ(デパコス)に引けを取らなくなったプチプラコスメですが、本当に優秀な商品が増えました。
昔から、プチプラコスメが悪かった訳ではありませんが、最近では、100均のコスメでも十分です。
特に100均のユアーグラムシリーズは、普通に使えますし、テクスチャーもとても良い商品です。
プチプラコスメでもかなり満足できる商品が増えたことは良いことです。
試したことのないカラーを気軽にプチプラコスメで取り入れることができるのも大きなメリットです。
ドラコスのパッケージもお洒落
最近では、ドラックストアコスメのパッケージも昔に比べてお洒落になったと感じます。
ドラコスで有名なセザンヌやちふれもひと昔前までは、おばさんが使うイメージが強かったのですが、今は、20代でも抵抗なく持ち歩ける可愛らしいパッケージになっています。
プチプラなので、パッケージにコストは掛けれないものの、プラスチックケースにお洒落な型押しがされたりと若者目線で作られています。
そもそも、ちふれもセザンヌも古くからある評価の高いメーカーで、コスメの質もとても良い商品です。
コロナの影響で在宅ワークも増えている人も多いと思いますので、ドラコスに抵抗がある人でも在宅用のメイクととして、試しに使ってみると化粧品代も安くで抑えれるため、良いかもしれません。
ドラコスのセザンヌとちふれ
参考 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
Amazon | Amazon セザンヌ パールグロウハイライト04 シェルピンク | 660円(税込) |
楽天 | Amazon ちふれ モイスチャーパウダーファンデーション | 880円(税込) |
プチプラコスメの代表の100均コスメ
プチプラコスメの代表と言えば、100均コスメではないでしょうか。
バラエティショップに売られているプチプラコスメもとても優秀です。
でも、さすがに100均コスメは、肌に悪そうで手が出せないと言う人も多いかもしれません。
私は100均のファンデーションを気に入って愛用しているのですが、最近の100均コスメはテクスチャーともデパートコスメ(デパコス)に変わらないくらいです。
つけた感じも見た目では分からない程です。
余りにも抵抗のある人は、まずは、おでこや顔のサイドに塗って試してみても良いと思います。
また、100均コスメが安い理由に海外で製造されている商品が多いです。
しかし、実は医薬品や化粧品等を含む安全管理の基準に関する規定があり、その基準を基に安全性が確認された原材料だけを使用して製造されいます。
そのため、もちろん、100均コスメもそういった基準をクリアして販売されています。
美容成分等はデパートコスメ(デパコス)の方が多く含まれていますので、使用感は変わる場合もあります。
ただ、潤い感を出す成分(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)は含まれている商品も多いので、この機会に試してみても良いかもしれません。
意外と100均コスメの方が余計な成分が入っておらず、肌の弱い人の方が合うケースもあります。
愛用中の100均ファンデーション
実際に私が愛用している、100均のファンデーションを紹介します。
このファンデーションの成分は、パラベンなどの防腐剤が入っています。
自然派の人には、あまりお勧めできないかもしれません。
ただ、パラベンは人体に対する毒性が低いとされおり、化粧品にはよく使用されている成分でもあります。
アレルギーがある人は避けて下さい。
特に肌に問題がないような人であれば、コストパフォーマンスも良く、惜しみなく使えるので、お勧めです。
因みに、100均のプチプラとはいえ、使用感は粒子が細かくしっとりとしています。
指にとるとわかりますが、肌の密着率も高くカバー力もあります。
勿論、こちらのファンデーションも海外製ですが、化粧直し用にも一役買ってくれます。
このファンデーションと普段使っているファンデーションを併用すると良いです。
100均のため、パフは付いていません。
ですが、100均にパフが大量に売ってあるので、パフだけチャックのついたビニール袋に入れて持ち歩けば、化粧ポーチもそこまで占領しないのでお勧めです。
但し、100均でもこのファンデーションが売っていないところもあるので、見つけたら買いかもしれません。
他にも私の場合は、肌に直接塗る化粧品はプチプラコスメも愛用しているのですが、口紅やグロスは極力、あまり安い商品は買わないようにしています。
一応、口に直接入る可能性が高いので、ちゃんと信頼できるメーカーで購入しています。
それに唇の皮膚は非常に薄いので、唇が荒れやすい人や肌の弱い方にとっては、あまり安すぎる口紅やグロスは気をつけた方がよいと思います。
二極化するデパコスとプチプラコスメ
最近では、韓国コスメのトレンドもあり、昔に比べてプチプラコスメの商品数が充実してきています。
特に韓国はRCEPの提携により、日韓で初めての自由貿易協定が誕生するすることから、韓国と日本との間で関税を即時撤廃するため、今よりも韓国コスメを始めとする韓国の商品が安く手に入る可能性があります。
このような経済背景を考えると、デパートコスメ(デパコス)を使い続ける人とプチプラコスメに流れる人との二極化更に広がりそうです。
デパートコスメ(デパコス)にしてもプチプラコスメにしても自分の肌や色に合うかが重要です。
例えば、常に持ち歩くコスメだけをデパートコスメ(デパコス)にするなどの工夫をしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
私が、百貨店に勤めていたのは、10年前くらいになりますが、その時の毎朝の朝礼で、売り場責任者が「百貨店はお客様が夢を買いにくるところ」と言っていたことを思い出しました。
実際にそうなんだと感じます。
デパートコスメ(デパコス)もプチプラコスメも大差はなくても、デパート(百貨店)で買い物をするだけで、少なからず幸せな気分になれると思います。
なので、必要に応じて、デパートコスメ(デパコス)を買ったり、プチプラコスメを買ったりすると良いと思います。
今回、紹介した内容を元に節約できるところやコスメの見直しに役立てて頂けると嬉しく思います。